セントラルスポーツゴルフスクール用賀校より
皆さん、こんにちは。インストラクターの染谷です。
今日は、「コースの練習グリーンでのお勧め練習法」についてお話ししたいと思います。コースに出られるゴルファーならパッティングの大切さ、難しさについては十分におわかりだと思います。
それなのにコースに到着してからのパッティング練習というと、練習グリーンに球を2、3個出して、適当なところにあるカップを狙って適当にボールを転がしているという練習をしているゴルファーが実に多いですね。そして、たいてい「おはよー、最近調子はどう?」というような会話をしながら。
このような練習でコースに出ると、ファーストパットの距離があわず思ったよりパター数が多かったという結果になってしまいます。そこで、コースで有効な練習グリーンでの練習方法を紹介しましょう。
[その日のグリーンスピードの把握]
グリーンは生き物です。たとえ同じコースでも毎日微妙にスピードが異なります。「パッティングの成果は打つ前のイメージで半分以上は決まる」というくらいストロークする前のイメージが非常に大切になります。そのイメージが元になる「その日のグリーンのスピードの情報をしっかりつかむ」事が朝のパッティンググリーンでは大切です。
[
距離感イメージの把握]
方法としては、8ヤード~10ヤード先のホールカップに向かって打ってみて下さい。転がりをよ~く見ましょう!!! ボールが止まるかなと思ってからどれぐらい転がるのかを見てください。この「止まりそうと思ってからどれぐらい転がるか?」が打つ前のイメージには大切で、下りの速いラインの場合は止まりそうと思ってからかなり転がります。一方、上りの重いラインでは止まりそうと思った次の瞬間には止まってしまいます。このようなイメージが持てるようにまずボールを転がしてみてください。
[距離感の確認]
次に上のようなイメージを持ちながら、カップから5ヤード、10ヤード、15ヤードのところにからカップに寄せる練習をしましょう。この練習で大事なのは「止まりそうからの転がり」をイメージしながら5ヤード、10ヤード、15ヤードを1球ずつワンセットとして練習するといいでしょう。
[方向性の確認]
距離合わせ練習の後、スタートまでに時間があればショートパットの練習にあてましょう。カップを中心にパター1本分の距離を12時、3時、6時、9時の位置からカップインの練習をします。できれば下り、上り、フック、スライスの4つが打てる場所を探して練習しましょう。この練習ではカップをちょっとオーバーする距離感で打ってください。時間があれば連続でカップインするまで続けましょう。
スコアを左右するのはパッティングです。
今回、紹介した練習を参考にして、皆さんのパッティング技術が向上して頂ければ嬉しいです!!!