運動の調和を見る 力感のない運動
こんにちは! コンバインドプレーン理論開発者の安藤秀です
今回からは動きに「力感のない運動」という印象を与えてしまう運動について考えてみましょう。ゴルフスイング以外の運動でもそうですが、運動者は精一杯頑張っているのに見ている人に力感のない動きという印象を与えてしまう運動にはよく遭遇します。
このような運動は、未熟な指導者にとっては運動者がまじめにやっていないように見えてしまいます。そのためゴルフ指導現場でも、「もっと真剣にビュッと振って!!」とか、「思いきりよくブーンと音をさせて振って!!」 というアドバイスを耳にします。
しかし、このようなオノマトペを用いた運動指導は上級者しか効果をもたらしません。この力感のない運動の原因は手抜きではなく「運動の調和」が上手くいっていないからです。運動の調和とは、運動を構成するすべての動きが統一的にまとまりを持ちそれらが同調していることで運動全体が均斉のとれたものになっていることを意味します。動きに調和がとれていない運動には良い運動に出現する特徴が十分に現れないために「力感のない運動」という印象が強くなってしまうのです。
つづく
最後まで読んでいただきありがとうござます! コンバインドプレーンゴルフスクール・コンバインドプレーン理論インターネットゴルフスクール・コンバインドプレーン理論インストラクター養成スクールを主宰する安藤秀でした。
ゴルフスイングという運動の学習と指導91