博士プロがズバッと答えます その22 「セットアップルーチン」
皆さん、こんにちは! コンバインドプレーン理論開発者の安藤秀です。
ブログ版「博士プロがズバッと答えます」です。当ブログではYouTube版「博士プロがズバッと答えます」で取り上げられたテーマについての補足説明などを行っています。
今回から「セットアップルーチン」についての話になります。
前回ワーストショットのクオリティーを上げるための鍵になるのが「毎回同じ位置にボールをセットするルーチン」ということを説明しました。今回はこのショットの前に行うプレショットルーチンの中から毎回同じ位置にボールセットするためのセットアップルーチンについて説明します。
そこでまずはプレショットルーチンの手順から紹介いていきます。この手順はプレショットルーチンの中で最も基本的なもので、この手順の中には正しい位置にボールをセットするためのルーチンと正しいアライメントを作るためのルーチンが含まれています。では、具体的に手順を説明します。手重は6つの重要なポイントがあるのでしっかりと理解してください。
<プレショットルーチン>
①フェースセット:目標に対してフェース面をスケアにセット
②右足セットポジション:右足をフェースの面の延長上にセット
③左足ポジション決定:左足の位置を決定
④右足ポジション決定:右足の位置を決定
⑤左グリップ決定:左グリップを作る
⑥右グリップ決定:右グリップを作る
ボールセットには「ボールと体の距離」と「ボールの左右の位置」の2つが含まれますが、
今回は、ボールと体の距離を管理するためのセットアップルーチンを説明していきます。
ボールの距離とはボールと両足の爪先を結んだラインとの距離のことです。そして、左右の足の位置は右足セットポジションの右足に対して平行になります。つまり、セットアップルーチンでボールト体の距離を決めるカギは右足セットポジション時に右足をどこに置くかによる、ということになります。
右足セットポジション時の右爪先とボールの距離は7番アイアンの場合は約50㎝でワンクラブ大きくなる(クラブの番手の数字が小さくなる)ごとに約2㎝遠くなります。クラブが2番手大きくなるとボール1個分遠くなるということです。この数字は身長が違ってもそれほど大きく変わらないのでこの距離を目安に個人個人で自分のボールと体の距離を決めていくのがいいでしょう。