標準的なスイングと個性的なスイング13:逆C型フィニッシュ姿勢1
今回はフィニッシュ姿勢を取り上げます。
下の3人は同じようなフィニッシュ姿勢を取っていますが、2人はメジャートーナメントの覇者です。他の1名は90前後で回るプレーヤーでダフリショットに悩んでいます。
確かにスイング中に頭が右足上方に近い場所に残れば残るほどダフリショットの恐れは高くなります。では、なぜ2人のプロはその危険を冒してでも頭を残したままのフィニッシュ姿勢を取っているでしょうか?
その理由は、高弾道の飛球が打ちたかったからです。この時代、クラブに高弾道の飛球を打つ性能がなかったので、ダウンスイングで右肩を下げるようにして右肘をたたみインサイドアウト気味に振り抜くことでダフリを防止しながら高弾道のショットを打っていたのです。
そして、その結果が背骨をそらした「逆C型のフィニッシュ姿勢」ということになったのです。このようなスイングの仕方を現在のクラブで行うと弾道が高過ぎて飛距離が出ない、ということになります。
そして、何よりもこのようなスイングの仕方は腰に負担を与えるので、このブログで定義している標準的なスイングにはなりません。フィニッシュ時に極端に背中をそらせるのはやめましょう。
つづく
<コンバインドプレーン・ゴルフレッスン>
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飛んで曲がらないボールを何度も打ってスコアアップ
ゴルフはダンスだ ゴルフクラブは勝手に動かない
だから、飛んで曲がらないボールを何度の打つにはそれなりの体の動きが必要になる
「コンバインドプレーン理論」はゴルフスイングを「体の横の回転」と「腕の縦の動き」の合成と考えています。この考えに基づくとスイング中の両腕、両脚、体幹の正し動きが明確になります。そんな考えからゴルフスイングや矯正法、ミスショットの原因解説や修正法などが開発できました。それらをすべて2~3分ほどの動画にまとめて見やすくしました。是非参考にしてください。
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