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安藤秀インストラクター投稿記事 [用賀]

ゴルフ上達の盲点:現在の理想的グリップ

こんにちは! コンバインドプレーンゴルフスクール世田谷用賀本校 火、金、土、日曜日担当の安藤秀です。

 

ここまで歴史の流れの中で道具の進化に合わせたグリップの形の変化を追ってきました。そして、現代のゴルフギアを使いこなすにはタイプBとタイプDを組み合わせたグリップがベストということが分かりました。

グリップは正しいクラブの動かし方を覚える準備と言えます。そのため、スイング練習は正しいグリップを守って行う方が効果的なのですが、一派的なアマチュアゴルファーの方々は、基本的なグリップを学ぼうとはするものの、結局、「正しいい握り方は分かるんだけどどうも打ちにくいから自分はこうする」というように握り難いという理由でその形を変えてしまいます。正しいスイングの仕方を覚える必要がある方々、つまり、いまのところそのスイングが出来てない方々にとってはそのスイングを行う準備もやり難くて当然です。

このようにグリップ学習に対しては妥協するアマチュアゴルフファーの方々も、打球に対しては「飛ばないで曲がる」は嫌なようで必死に「飛んで曲がらない」を追い求めます。でも、正しいスイングによって「飛んで曲がらない」が達成できるとしたら、そのスイングを作るためのグリップに対しても妥協した場合、そのショットにも妥協を入れなければならないということになります。「自分は飛んで曲がらない球が一番打ちたいんだけど、そのショットはどうも打ちにくいから飛ばないで曲がるボールでいいか、このショットならボールをクラブのスイートスポットで捕らえやすいからね」なんで具合にです。

 

もちろんこれは極端な話かもしれませんが、せっかく練習するなら初めは振り難くても正しいグリップで打った方がショットの質は高くなります。つまり正しいグリップに慣れる練習です。これをしていないとしたら、そこは上達の盲点になっていると言えます。

つづく

最後まで読んでいただきありがとうござます! コンバインドプレーンゴルフスクール世田谷用賀本校 火、金、土、日曜日担当の安藤秀でした。

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