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安藤秀インストラクター投稿記事 [用賀]

ゴルフ上達の盲点:赤枠情報の注意点3 学習し直しができる情報

こんにちは! コンバインドプレーンゴルフスクール世田谷用賀本校 火、金、土、日曜日担当の安藤秀です。

 

今回は、赤枠情報で効率よく上手くなるためのポイントの3番目、「学習し直しができる情報を重視する」についてです。

 

学習し直せる情報というのは分からなくなった時にもう一度その動きや感覚が取り戻せるような情報のことです。そのためには、1つの情報だけでは難しく、動きや感覚を呼び戻す数種類の情報がセットになっていることが望ましいのです。

 

例えば、「ソールが滑るようなインパクト」という青枠情報は、「右手の甲をやや下向きにしながら腰を回転させる」という赤枠情報に変換できるのですが、実際にその感覚が消えてしまった時には無意識に動いていた左腕の動きも再確認する必要があります。左腕はたとえハンドファースト気味にインパクトをするにしても左手の甲は完全に伸びないような抵抗が必要であり、これがないとフェースは左下を向いてしまうためソールは滑らずにダフッたり、たとえボールがヒットできたとして大きく曲がるフックボールを発生させてしまいます。

そこで、「ソールが滑るようなインパクト」を再確認するには、①左の甲を維持するインパクト感覚、②右手のひらをボールに向けない右肘のしぼり感覚、③体幹の回転でボールをヒットする感覚の3つが必要になります。確かに、はじめてこの感覚に接した時には、上記の3つのうちの一つを意識したら偶然感じられたというこでしょうが、わからなくなってしまった場合には、発見当時の1つの情報で再現できるとは限りません。そこで、それぞれの感覚を引き出すための練習をする必要があります。

 

そういった場合、特に感覚や動きを維持したり確認したりするのにドリル練習は最適です。いいドリルを使った練習では必要な感覚をピンポイントで確認したり習得できるため、複数ドリルを組み合わせたセットメニューが作れれば短時間で重要な感覚を再現したり確認することができます。そして、このセットメニュー練習をウォームアップ的に取り入れていけば常のその感覚や動きを忘れないようにすることができるのです。次回はこのあたりのお話です。

 

つづく

最後まで読んでいただきありがとうござます! コンバインドプレーンゴルフスクール世田谷用賀本校 火、金、土、日曜日担当の安藤秀でした。

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