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安藤秀インストラクター投稿記事 [用賀]

フォロースルーのクラブの動き コンバインドプレーン理論に基づく段階的学習法27

こんにちは! コンバインドプレーン理論開発者の安藤秀です。

 

前回説明したように、フルスイングのフォロースルーでは、腕はクラブを縦方向へ動かし左肩の上に担ぐように運びます。一方体はその間も回転しながらクラブを横方向に振っています。この2つの動作の合成でフルスイングのフォロースルーからフィニッシュまでのクラブの軌道は決まります。今回はこのエリアのクラブの動きと体の動きを見てみましょう。

 

下の2枚の写真は、プロゴルファーのスイング連続写真の中のフォロースルーの2コマです。この2枚の写真を見ると、左の写真ではクラブはインパクトエリアの速い体の回転でかなり横方向に振り抜かれていることが分かります。これに対してその後の右側の写真では、クラブは左の写真より若干高い位置に振り抜かれていることが分かります。

もしこのゴルフファーが腕も横方向の振っているとしたらクラブは左の写真に示した青矢印の方向に振り抜かれていることでしょう。しかし、右側に写真のように若干高い位置に振り抜かれているのは、フォロースルーの体の回転速度が遅くなるにしたがって本来の腕の動き、すなわち赤矢印にようなクラブを縦方向に動かす力が現れ始めたと考えるべきなのです。つまりこのあたりから、インパクトエリアではなのもしなかった腕の縦の動きが再び体の横の回転を合成されていくということになるんですね。

 

ここから分かるように、連続写真を見る時にはスイング全体の中で両腕、両脚、体幹がどのように動きそれがどのよう組み合わされているのかを頭に入れて観察することが必要です。

 

連続写真に写し出された瞬快姿勢を真似するスイング学習を行うと目標とするスイングとは異なるスイングで、しかもスピードに乗らない飛距離の出ないスイングを身につけてしまうのでくれぐれもご注意ください。

 

つづく

最後まで読んでいただきありがとうござます! コンバインドプレーンゴルフスクール用賀校・荻窪湖・本厚木校・八王子みなみ野校・セントラルスポーツ用賀校・Aqua sport & spa golf school・コンバインドプレーン理論インターネットゴルフスクール・コンバインドプレーン理論インストラクター養成スクールを主宰する安藤秀でした。

 

 

標準的なスイングと個性的なスイング71

 

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