体に負担の少ないターン動作を作る4:上半身の回転軸についての注意!!
コンバインドプレーンゴルフスクール世田谷用賀本校 火、金、土、日曜日担当の安藤秀です。
今度は飛球線後方から見た場合の回転動作です。1本の筒の場合は、飛球線後方から見た場合でも当然1本の筒です。
この筒が行う回転ならば体に対しての負担は少ないことは分かりますが、実際のゴルフスイングの場合はライ角のあるゴルフクラブを使いこなすため、アドレス時に上半身を前傾させターン動作を行うのでこの筒のように回転することは難しくなります。
そこで、前傾した上半身は上半身の軸で、下半身は下半身の軸で、それぞれ回転するという動きをしなければならなくなります。そのため、上半身の軸で下半身を回転させるとか、下半身の軸で上半身を回転させると様々なミスショットが発生します。それは、ライ角のあるゴルフクラブという道具を使って「飛んで曲がらないボールを打つ」ためにはそぐわない回転ということなのです。
今回から、この飛球線後方から見た場合の回転について説明していきますが、まずは上半身の回転軸についてです。上半身の軸はアドレス時の頸椎から後頭部にかけてと考えていただきたいのですが、ここで難しいのがこの軸の間に首があり、目でボールはよく見ようとすると下の左写真のようなアドレスになってしまからです。
<ゴルフのやってはいけない ーこれだけは覚えないで!!覚えると直すのが大変―より引用>
このようなアドレスからでは上半身は上手く回転できないので、「ボールヒットの正確性」、「打球の直進性」、「ショットの飛距離」のどれをとっても、いい結果はでません。さらには、回転中に首に負担をかけてしまいますのでボールは多少見にくいかもしれませんが上の右写真のように矯正しましょう。
つづく
標準的なスイングと個性的なスイング31