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安藤秀インストラクター投稿記事 [用賀]

標準的なスイングのモデル

今回は、「腕の縦の動き」と「体の横の回転」しかできないフィギュアを動かしてみます。

やって見ると意外とゴルフスイングのような動きが作れるのがわかると思います。

初めに腕の予備動作が2回入ってその後、体に見立てた円柱が横に回転します。

この動きをゴルファーが行うとこのような動きになります。実際のゴルファーの場合は上半身が前傾しながら回転するのでバックスイングではクラブは右肩の上、フォロースルーでは左肩の上にクラブシャフトが来ます.

このクラブの振り方では、腕が縦方向に動くためのダウンスイングではクラブの重さが使えます。これにより少ない力でヘッドスピードアップができるのです。一方、体も横方向に回転するために腰や脊柱に与える負担も大きくないといえます。つまり、このフィギュアの動きは、このブログで独断的に定義させていただいている「標準的なスイング」なんです。このフィギュアの動きは3年前の夏にセントアンドリュースで開催されたWorld Scientific Congress of Golf 2016の発表で使われました。そしてこの動きをイメージにしたのがこの図です。

ただ、これを見た多くの方は、クラブシャフトの動きがこの図のように角ばってしまうのかなと思うでしょう。しかし、実はそうではないのです。この図のイメージでクラブを動かせばゴルファー各自の、クラブ別のスイングプレーンを作ることができるのです。

つづく

標準的なスイングと個性的なスイング19

 

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