飛距離の出せるターン動作を求めて5 バンプ
こんにちは! コンバインドプレーンゴルフスクール世田谷用賀本校 火、金、土、日曜日担当の安藤秀です。いよいよ現代のターン動作です。
1990年代初頭に低重心構造のクラブやカーボンシャフト、3~4層構造のボールが登場して、高い弾道はギアで打てるようになると、脊柱に負担がかかる逆C型のフィニッシュ姿勢は姿を消していきました。
換わって台頭してきたのが上の図のようなI型のフィニッシュ姿勢です。ただこのI型はかつてボビー・ジョーンズらが行っていたその場回転の結果であるI型姿勢ではなく左脚の上に腰も上半身も乗っていくターン動作で作るI型フィニッシュ姿勢です。このターン動作を習得するには、左脚を中心とした下半身の回転に上半身の左移動を組み合わせます。
左脚を軸とした回転は分かりやすいのですが、上半身の左移動とは上の写真のように上半身が左脚の上に倒れ込むようなちょっと分かり難い動きです、しかし、この動きと下半身の回転が合成されると下の写真のような左サイドに壁があるようなダウンスイングになります。つまり、上の写真のような姿勢は、回転が合成されてしまうため実際のスイングには現れないということになります。
これに対して、腰のバンプと言われる下半身の左移動は大きくやり過ぎると頭がトップオブスイングの位置に残りフィニッシュ姿勢が逆C型になってしまいます。バンプも今やあまり行われないということですね。
つづく
最後まで読んでいただきありがとうござます! コンバインドプレーンゴルフスクール世田谷用賀本校 火、金、土、日曜日担当の安藤秀でした。
標準的なスイングと個性的なスイング41