コンバインドプレーン理論スイング感覚習得編 左腰先行回転感覚Ⅶ
こんにちは! コンバインドプレーン理論開発者の安藤秀です。
ここでは「自分だけの標準的スイング」を作っていくための第一段階「左腰先行回転感覚」を解説しています。
今回は「右肩先行回転の矯正」を行うためのドリルを3つ紹介します。
右爪先上げ大股歩き打ちコの字スイング
右爪先を上げたアドレスからコの字スイングを行い、爪先を上げたまま右足を大きく踏み出して上体が背中側に傾いたフィニッシュ姿勢を作ります。このスイングで「右肩と顔の向きを置き去りにして回転する感覚」を習得します。右肩が突っ込む回転では上体は後方に倒れません。
右爪先上げコの字スイング
右爪先を上げたアドレスから通常のコの字スイングを行います。上で習得した「右肩と顔を置き去りにして回転する感覚」でコの字スイングのフィニッシュ姿勢を作り、「左腕と左脚でボールを打つ感覚」を身につけましょう。
コの字スイングで右肩を止める
コの字スイングのフィニッシュで右肩を止める感覚をつかみます。この時重要になるのが顔の向きです。肩の回転を止めるためには顔を正面に向けずに止める必要があります。右肩先行スイングではフィニッシュ時の肩は思ったようには止められず顔も正面を向いてしまいます。正しい顔の向きを作りながら左腕と左脚でボールを打つコの字スイングを覚えましょう。
フルスイングのフィニッシュでは肩と腰、共に回転しているのでどちらがインパクトエリアで先行していたのかは分かりません。しかし、コの字スイングを行った場合は右肩先行のNG回転か下半身先行の正しい回転動作ではフィニッシュ姿勢が異なります。正しいコの字スイングを作り「下半身先行回転」を習得しましょう。