安藤博士のゴルフ講座 第6回「動きの足し算的ゴルフスイング学習法」
皆さん、こんにちは! コンバインドプレーン理論開発者の安藤秀です。
ブログ版「安藤博士のゴルフ講座」です。当ブログではYouTube版「安藤博士のゴルフ講座」で取り上げられたテーマについての補足説明などを行っています。
第6回は「動きの足し算的ゴルフスイング学習法」です。
基本的な動きにどのような動きをどのように加えていくと目標とする動きにたどりつけるのか、ということを学習しながら運動を構築していく。これが、愛知学院大学の渡辺輝也准教授が「体育科教育」という雑誌で提唱した「動きの足し算的運動学習」です。
今回はコンバインドプレーン理論に基づく「動き足し算的ゴルフスイング学習法」を説明していきます。
①8-4スイングから9-3スイング
◆4時のポジションまでの肩の回転に腰の回転を加えて3時の位置までクラブシャフトを動かします。動きが確認できたら8時の位置から腰の回転で一気に3時の位置までクラブを動かす「8-4-3スイング」を行います。
◆8時の位置までの肩の回転に、さらに45度の肩の回転を加えクラブを9時の位置まで動かす「8-9-3スイング」を行います。動きが確認できたらアドレス姿勢から肩の回転で一気にクラブを9時の位置まで動かし、その後3時の位置までスイングして「9-3スイング」を完成させます。
②9-3スイングからŁ字スイング
◆3時の位置から右手首の動きでクラブシャフトを立てます。動きが確認できたら、9-3スイングのターン動作と右手首のフォローコック動作を組み合わせる一気にフォロースルー側のŁ字を作る「9-3-Lスイング」を行います。
◆9時の位置から右手首の動きでクラブシャフトを立てる「9-L―Lスイング」を行います。動きが確認できたら、9-3スイングのバックスイング方向の回転に右手首のコック動作を組み合わせ、その後、フォロースルー側のŁ字までクラブを振り抜きŁ字スイングを完成させます。
③L字スイングからコの字スイング
◆Ł字スイングでフィニッシュ姿勢をとった後、右肘のリフトアップ動作を行います。動きが確認できたら、Ł字スイングのフォローコック動作にフォローリフトアップド動作を組み合わせる「L―L-コスイング」を行います。
◆Ł字スイングのトップオブスイングに右肘のリフトアップ動作を加える「L―コ-コスイング」を行います。動きが確認できたらアドレス姿勢から一気にコの字スイングのトップオブスイングを作り、その後コの字スイングのフィニッシュまでクラブ振り抜きコの字スイングを完成させます。
④コの字スイングからフルスイング
◆コの字スイングのフィニッシュに肘のたたみ動作を加え、さらにマックスの80%の回転を加えることでフルスイングのフィニッシュ姿勢を作ります。動きが確認できたらコの字スイングのトップオブスイングからフルスイングのフィニッシュ姿勢まで一気にクラブを振りフルスイングを完成させます。