特別企画!! 自宅でスイングに必要な体の動きを習得しよう12 「右腕の動かし方の習得」
新型コロナウィルスの広がりを防ぐために自宅待機をしているゴルファーの方々、この機会にゴルフスイングに必要な体の動きを体操で覚えましょう。
この運動学習方法は、体の各部の理想的な動きを頭で理解しながら行う方が効率的です。コンバインドプレーン理論にはスイング動作を構成する体の各分の動きを、クラブを持たない体操で習得するという「ボディプロ―ラーニング(旧コンバインドプレーン・モーターラーニング)」というプログラムがあります。
今回は、「右腕の動かし方の習得」です。
正しいゴルフスイングでは、右腕は手首と肘を使ってクラブを体に引き付けるような力を加えています。アドレス時は両腕の力が均衡状態を保っていますが、バックスイングでは右腕の力が勝りクラブは振り上げられ、ダウンスイングでは左腕が、そしてフォロースルーでは再び右腕が、それぞれ勝さるためにクラブはトップオブスイングから振り下ろされ、インパクト後に振り上げられるのです。
ここから分かることは、インパクト直後の右腕の伸びは体の回転による遠心力でつくられるものであり、ゴルファーが自ら伸ばすようなことはしないということです。そこで今回は、この体操でインパクトエリアの右肘を伸ばさない感覚を習得しましょう。フィニッシュで右親指が左肩につけばインパクトエリアの右腕の使い方はOKです。