安藤秀のブログ一覧
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ゴルフスイングの練習では、「ゴルフクラブのスイートスポットでボールがとらえる」ということが一番大切と思っている方は多いのではないでしょうか?確かに間違った練習ではないかもしれませんが、この目標だけではスイング練習としては不十分とは言えます。なぜなら、打った球が「飛んで曲がらない」ということは重要視さ…[続きを読む]
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フラットスイングとアップライトスイングのクラブの動かし方の違い
「フラットスイング」と「アップライトスイング」 この2つの言葉はゴルフをやる人ならたいてい聞いたことがあると思います。しかし、実際はフラットスイングはクラブを野球のバットを振るように横振り気味に動かし、アップライトスイングはそれより手の位置が若干高いスイングということぐらいしか知らないのではな…[続きを読む]
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今回は、マイネル教授の著書「スポーツ運動学」のなかで説明されている社会的・歴史的考察法で浮き彫りにできるスポーツ運動の目標像に関する例を2つほどご紹介させていただきます。 まずはハイシャンプ、走り高跳びの例からです。下の3枚の写真は走り高跳びの空中局面での姿勢です。左側の姿勢では胸が横…[続きを読む]
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標準的なスイングと個性的なスイング15:アップライトスイング1
今回は腕の動きについて考えてみます。 下の3枚の写真は3人のゴルファーのトップオブスイングを写したものです。この3人のトップオブスイングの手の位置はとても似ていますが、このうちの2人はメジャーチャンピオンで他の一人は、「100を切ることはできた、でも80台がだしたい」というアマチュアゴ…[続きを読む]
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ゴルフスイングという運動の学習と指導9:目標とするゴルフスイング
前回までの、ゴルフスイングの歴史的考察から現在主流となっているクラブの振り方の大まかな像が見えてきました。 この考察では、使う道具、プレーする場所、身に着けるものなどをの要因でゴルフスイングが変化してきたことが分かると同時に、学習者や指導者には、これか習得する学習対象の大まかな目標像が…[続きを読む]
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標準的なスイングと個性的なスイング14:逆C型フィニッシュ姿勢2
実は、前回取り上げた「逆C型のフィニッシュ姿勢」は道具の進化で姿を消していったのです。 1990年代以前はクラブの性能では高い弾道のボールを打てなかったので、高弾道を打つためにはインサイドアウト軌道でスイングして「逆C型のフィニッシュ姿勢」を取る必要があったのです。そこで今回は、逆C型…[続きを読む]
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ゴルフスイングという運動の学習と指導8:運動の印象分析とは?
それでは、ここまで紹介してきた1900年代以降の4つのスイングを比較して印象の違いを確認してみましょう。このように補助線を入れて見ると分かりやすいですよね。 こうしてみると、上の2つのスイングはトップオブスイングのグリップの位置が低めですが、下の2つのスイングは高めになっている…[続きを読む]
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標準的なスイングと個性的なスイング13:逆C型フィニッシュ姿勢1
今回はフィニッシュ姿勢を取り上げます。 下の3人は同じようなフィニッシュ姿勢を取っていますが、2人はメジャートーナメントの覇者です。他の1名は90前後で回るプレーヤーでダフリショットに悩んでいます。 確かにスイング中に頭が右足上方に近い場所に残れば残るほどダフリショットの…[続きを読む]