博士プロがズバッと答えます その19 「100切りに必要な傾斜地ショットの克服」
皆さん、こんにちは! コンバインドプレーン理論開発者の安藤秀です。
ブログ版「博士プロがズバッと答えます」です。当ブログではYouTube版「博士プロがズバッと答えます」で取り上げられたテーマについての補足説明などを行っています。
今回は「100切りのために必要な傾斜地ショットの克服」についての話になります。
100切り、すなわち50切りの基本スコア構成内容は、「ショット20回、アプローチ9回、パター20回」ということは既に説明しました。この中の「ショットの20回」にはドライバーはともかく2打目以降、あたりまえのことかもしれませんが、傾斜地からのショットもアプローチ圏内に届かせる必要があります。そこで傾斜地でのスイングを習得する必要がありますがこれには重要なポイントがあります。
では具体的に傾斜地からのショット、特に50を切るのに必要な傾斜地ショット技術について説明していきましょう。50切りのための傾斜地ショットで一番重要ことはクラブの振り方、すなわちスイングの仕方は変えないでアドレスで対応するです。
以下に4斜面における対応の仕方をまとめます。
<左足上がり傾斜>
傾斜に合わせて体を傾けて構えて通常のスイングを行う
<左足下がり傾斜>
傾斜に合わせて体を傾けて構えて通常のスイングを行う
<つま先上がり傾斜>
傾斜に合わせてクラブを短く持って構えて通常のスイングを行う
<つま先下がり傾斜>
傾斜に合わせて膝を深く曲げて構えて通常のスイングを行う
以上のようにアドレスで対応してクラブの振り方は変えないようにしましょう。その理由は傾斜地からのナイスショットも必要ですが、それよりも重要なことは「斜面その後」です。
アマチュアゴルファーに多いのはスタートからショットが好調だったにも関わらず5番ホールで傾斜地から続けて4回打つことになった。そして、そのホール以後ショットの調子が悪くなって、とうとう18番ホール終了まで調子は戻らなかったという現象です。
傾斜地で重要なことはスイングの仕方をできrだけ変えないように斜面その後も好調を維持することです。ですからスイングできないような急傾斜からのショットでは通常のスイングをおこなわず平地に出すだけにする方が重要でしょう。
アマチュアゴルファーのスイングはワイングラスのように壊れやすく一旦壊れたらラウンド中にはもとに戻せないのです。インサイドアウト気味とかフラット気味とかスイングの仕方を変えるのはやめましょう。