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安藤秀インストラクター投稿記事 [用賀]

コンバインドプレーン理論スイング感覚習得編 左腰先行回転感覚Ⅳ

こんにちは! コンバインドプレーン理論開発者の安藤秀です。

 

ここでは「自分だけの標準的スイング」を作っていくための第一段階「左腰先行回転感覚」を解説しています。

 

今回は「バックスイングの上体の回転」についてです。

 

アドレス時にボールを見る見方は「凝視モード」ではなく「眺望モード」ということは既に説明しました。しかし、いくら眺望モードといっても顔の面から動くということはなく、あくまでの顔の面は上半身の回転、特に右肩を回転方向に引く動作で動かされます。

 

「左肩の動きの感覚だけではだめですか?」 という質問をよく受けますが、左肩の動きだけでは体を右方向に押す(右打ちの場合)「スエー動作」や左肩を下に下げ過ぎる「肩の縦回転」が発生する可能性もあるので「左肩始動の右肩引き」がいいでしょうとお答えしています。

 

この「左肩始動の右肩引き」はアドレス時にボール方向に前傾していた上半身をバックスイング方向に90度回転させて、トップオブスイングを正面からみがた場合に上体が左方向に傾いた姿勢(右打ちの場合)にします。この時、下半身が正面から見た場合の左方向にスエーしたり、クラブの振り上げを手伝って伸び上がったりするとトップオブスイングの上体は正しく傾きません。

その後、ダウンスイングからの体の回転は左下半身主動で行われます。これによりバックスイングで後方に引かれた右肩は置き去りにされたままダウンスイングの体の回転が進行していくためにフォロースルーでは上体は胸を張った直立姿勢でなりながらフィニッシュ姿勢におさまります。

 

このような上半身と下半身の回転主導権の違いからゴルフスイングのターン動作はトップオブスイングの上体は傾いているにも関わらずフィニッシュの上体は直立姿勢になるということです。

 

そして、このようなゴルフスイングのターン動作の感覚をつかむ練習の一つが「右脚1本スイング」です。このスイングではアドレスから右足を爪先立ちにしてトップオブスイングは右膝を曲げたまま左膝で右膝を隠して右足の裏を目標に向けて「両肩は右脚の上、尻は左踵の上」という姿勢を作ります。

 

 

そしてダウンスイングで腰が正面を向くまでに左踵をアドレスの位置に戻すようにターン動作を行って通常のフィニッシュ姿勢まで一気に振り抜きます。この練習により右肩を引くバックスイングからの左下半身主動のターン動作を行う感覚」がつかめます。

つづく

 

最後まで読んでいただきありがとうござます! コンバインドプレーンゴルフスクール・コンバインドプレーン理論インターネットゴルフスクール・コンバインドプレーン理論インストラクター養成スクールを主宰する安藤秀でした。

標準的なスイングと個性的なスイング101

 

 

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