こんにちは！　コンバインドプレーン理論開発者の安藤秀です。

 

前回から「自分だけの標準的スイング」を作っていくための第２段階「振り抜き方向感覚」に入っています。

 

振り抜き方向感覚の習得とは、インテンショナルなハンドファーストインパクトを矯正するのが目的といっても過言ではありません。ただ難しいのは意図的にハンドファーストを作ろうとしなくてもインテンショナルなハンドファーストを作ってしまうということにあります。「えっ？？？　それってナチュラルではないの？？？」と思う方は多いでしょう。

 

これは、自分が強くボールをヒットする動きが知らず知らずのうちにハンドファーストインパクトを作いるということなのです。もちろんハンドファーストインパクトが正しいという情報を得て意図的にハンドファーストインパクトを作ろうとしているゴルファーも多いと思います。しかし、もっと多いのが「その動きが結果的にハンドファーストインパクトを作ることになる」ということを知らないゴルファーなのです。

 

つまりインパクトの形などは全く考えずにただこう振るとクラブのスイートスポットでボールがとらえやすいという動きが「ハンドファーストの形」を作ってしまっている、ということなのです。この場合ボールが打てても、弾道が低い、右に飛び出す、左に曲がる、などの問題点があります。しかし、どうしていいか分からないからそのまま我慢して18ホールをこなしているのです。

 

このような場合は別のボールヒット動作を習得する必要があります。特に高い弾道のショットを真っすぐ飛ばすのに必要な右腕の動きの習得が重要でしょう。そして、この右腕の動きを習得させてくれるスイングが「右肩フィニッシュスイング」なのです。そここで今回は、前回のインパクトボールすくい感覚から右肩フィニッシュスイングをどう作るかを以下に説明します。

 

①すくい右肩担ぎ打ち

すくい打ちの後にクラブを右肩の上に担ぎます。ハンドファーストインパクトになると右肩を回さすか右グリップを緩めなければ右肩に担げないので注意してください。ヘッドファーストのインパクトでクラブを右肩に担ぎましょ

う。

②右肩下げすくい打ち

すくい右肩担ぎ打ちに合わせて体を９－３スイングのフィニッシュ姿勢まで回転させます。この時、上体が前傾軸を守って左肩より右肩が下がる回転を行います。

③右肩フィニッシュスイング

通常のトップオブスイングから右肘を絞りながら右肩にクラブをかつぎ「右肩フィニッシュスイング」を完成させましょう。

つづく

 

最後まで読んでいただきありがとうござます！　コンバインドプレーンゴルフスクール・コンバインドプレーン理論インターネットゴルフスクール・コンバインドプレーン理論インストラクター養成スクールを主宰する安藤秀でした。

標準的なスイングと個性的なスイング107