コンバインドプレーン理論基本編 基本となる回転運動を習得する 右つま先の向き
こんにちは! コンバインドプレーン理論開発者の安藤秀です。
今回は前回の続きで、アドレス時の右つま先の向きについて説明します。左つま先の向きがボールの曲がりに影響を与えることは前回説明しましたが、右つま先の向きはショットの出球に影響を与えます。
右つま先の向きは基準となる12時半ぐらいから1時に近づくにつれて正しいバックスイングを行うプレーヤーはバックスイングの回転が深くなっていきます。正しいバックスイングは上半身が主体となって回転し、その回転に歯止めをかけるのが右脚、特に右ひざの向きになります。そして、この右ひざの向きを作るにはアドレス時の右つま先の向きがとても重要になります。
右のつま先が右側を向けば向きほど、つまり1時、1時半の向きになるにしたがって右ひざもバックスイング時に右側を向きやすくなるため、どうしてもトップオブスイングの体の回転は深くなります。すると、これにともなってショットも右方向に飛び出しやすくなるということです。
このように考えると、フェードボールを持ち球にしたいなら左右のつま先は左向き、すなわち左つま先は11時より、右つま先は12時半より、それぞれ若干左に向けるのが正解であり、ドローボールはその逆になります。
これに対して、左右のつま先を右向き気味にしてフェードボールを打とうとしてもボールは右方向に飛び出し、そこからスライスになってしまうパターンが多くなります。これは逆の場合であるドローボールにも当てはまります。
持ち球を習得するにはクラブの振り方だけでなくつま先や膝の向きも調整する必要があります。
つづく
最後まで読んでいただきありがとうござます! コンバインドプレーンゴルフスクール・コンバインドプレーン理論インターネットゴルフスクール・コンバインドプレーン理論インストラクター養成スクールを主宰する安藤秀でした。
標準的なスイングと個性的なスイング86