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安藤秀インストラクター投稿記事 [用賀]

ゴルフ上達の盲点:アプローチショットとフルスイングの関係性3

こんにちは! コンバインドプレーンゴルフスクール世田谷用賀本校 火、金、土、日曜日担当の安藤秀です。

 

前回と前々回はフルスイングとアプローチショットの2つを同時にレベルアップしていく方法 「コンバインドプレーン理論に基づくゴルフスイングの段階的学習法」を紹介しながら、体の横の回転を作る「9-3スイング」に、腕の縦の動きであるコック動作とリフトアップ動作を加えて「コの字スイング」を作ってきました。今回の最終段階、フルスイングの構築では「腕の動きの最終形」と「体の回転の最終形」を組み合わせます。

 

まずは腕の動きの最終形を作る「三角スイング」から紹介します。このスイングのトップオブスイングはコの字スイングを同じですが、フィニッシュでは肘をたたみクラブシャフトを左肩の上に担ぎます。

この腕の縦の動きの最終形に体の横の回転の最終形を組み合わせるとフルスイングは完成します。

 

クラブを持たないで練習する場合は

以上が「コンバインドプレーン理論に基づくゴルフスイングの段階的学習法」です。ここまででわかったことは、フルスイングは8-4スイングで覚えるインパクトエリアの「ボールヒット動作及びスイングスタート動作」、9-3スイングで覚える体幹の「ターン動作」、L字スイングで覚える手首の「コック動作」、コの字スイングで覚える肘の「リフトアップ動作」に「肘のたたみ動作」と「マックスの80%回転」によるフルスイングのフィニッシュ姿勢を加えることで完成します。

 

しかし、多くのゴルフファーはフルスイングだけでこれらの動作をいっぺんに習得しようとします。

 

どうですか? 効率が悪いと思いませんか? ゴルフスイングは2秒弱で終わってしまう運動です。さらに腕と体は同時に動きます。そのなかで、「ボールヒット動作及びスイングスタート動作」「ターン動作」「コック動作」「リフトアップ動作」「肘のたたみ動作」「マックスの80%回転」を覚えるのは至難のわざです。

 

段階的に一つ一つ覚えていけば、わからなくなったら一つ前の段階に戻って確認してからもう一度作りなおせます。また、どの部分がうまくできないからフルスイングが良くならないということもわかります。

 

そしてさらに、ゴルフのスコアアップのカギであるアプローチショットが上達します。ゴルフのスコアはショット数、アプローチ数、パター数の合計です。

 

もしみなさんがフルスイングしか練習しないというのなら、アプローチショットは上達の盲点になっているのではないでしょうか? 「コンバインドプレーン理論に基づくゴルフスイングの段階的学習法」で両方うまくなりましょう。

 

次回からグリップについての話です。

 

つづく

 

 

 

 

 

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