ゴルフ上達の盲点:オーバースピントップショット(チョロ)のメカニズム!
こんにちは! コンバインドプレーン理論開発者の安藤秀です。
前回、距離の出ないオーバースピントップショット、通常チョロがスコアを大なしにしているという話をしました。確かに、3ヤードぐらいしか飛ばないショットはほとんど空振りと同じですからね。
そして、通常の勢いあるゴロやライナー性のあたりで、ある程度距離の出るトップショットとこのチョロは何が違うのかということでした。その答えはクラブのリーディングエッジのあたる場所です。つまり、リーディングエッジがボールの上半分に当たるか下半分にあたるかの違いということです。
リーディングエッジがボールの上部半分にあたるとボールには下の図のようなオーバースピンがかかりボールはいったん地面に潜り込んでその後小さく跳ね上がって転がるショットになります。このショットが全く距離の出ないチョロになのです。
これに対して、ボールの中心もしくは下半分にリーディングエッジが当たるとボールは勢いのあるゴロもしくはライナー性のあたりである程度の距離の出るショットになります。このリーディングエッジのあたる場所の差が「100切りクウォリティーショット」になるかならないかの差になります。
このように考えると100切り達成を可能にする「100切りクウォリティショット」の成否は「快心のあたりかそうでないか」にあるのではなく、「ボールの下半分が打てるかどうか」にあるということになります。
もちろんこのリーディングエッジの通過点は、90切りや80切りになればより快心のナイスショットに近いものになっていくのですが、100切り段階ではこれぐらい許容範囲でよく、このショットをナイスショットに入れず、快心のショットだけでスコアを作ろうとするとかえってむずかしくなるのです。まずは、100切りを達成してからということですね。
つづく
最後まで読んでいただきありがとうござます! コンバインドプレーンゴルフスクール用賀校・荻窪湖・本厚木校・八王子みなみ野校を主宰する安藤秀でした。