ゴルフ上達の盲点：ショートサムのデメリット2！!

こんにちは！　コンバインドプレーン理論開発者の安藤秀です。

 

ショートサムだと右にボールが飛び出しやすくなってしまう2つ目の理由は「インパクト時にトウダウンしやすい」ということです。アドレス時にグリップを上げる動作をした時に簡単に上がるグリップだとトウダウンしやすいと言えますが、この場合のグリップは写真でわかるようにショートサムということになります。

このトウダウンはインパクト時にフェースを右斜め上に向けてしまします。これによってボールは右方向に飛び出しやすくなります。ショットを打った時のクラブヘッドのスピードがボールにうまく伝わっていない感じがしたり打ったボールが弱々しく右に飛ぶというゴルファーは左グリップを見直してください。

このトウダウンという現象は実は右腕の「ボールを強くたたきたい」という力みによって発生するのですが、この右腕の力みが強くなってしまうと「ダウンスイング時の左肘の引き」という現象を引き起こします。こうなるとボールはクラブのトウに当たり極端に右に飛び出します。練習場で打ったボールが打席間に置いてある低いネットあたってしまうショットはこのトウダウンによる左肘の引きで発生しているのですね。

ここに挙げた2つのトウダウンは初心者によくある例ですが、上級者でも微妙なトウダウンが発生している場合があります。この場合はそこそこのショットは打てるが気持ちよくスイートスポットでボールをとらえたという感覚がなくなります。

このあたりは次回。

 

つづく

最後まで読んでいただきありがとうござます！　コンバインドプレーンゴルフスクール用賀校・荻窪湖・本厚木校・八王子みなみ野校を主宰する安藤秀でした。