ゴルフ上達の盲点:スコアアップのためのクウォリティーショットとは!?
こんにちは! コンバインドプレーン理論開発者の安藤秀です。
野球では先発ピッチャーが6回を3点以内(自責点)に抑えれば、「クウォリティースタート(良好な試合進行)」といって高評価の対象となります。確かに運動では毎回最高のパフォーマンスが達成できるわけではありません。そこで、調子が悪くても6回を3点以内に抑えるということを目標にするという数字です。
このクウォリティースタートという考え方は、実はゴルフのショットに通じるところがあって多くのゴルフファーは皆、人生最高のショットを求めています。しかし、そんなショットはめったに打てません。練習場で100球打っても5~6球出ればいい方です。そう考えると、その最高のショットの打ち方は100球打って5~6回しか体験できないということになります。これは明らかに練習効率が悪いということになりますよね。
つまり、この5~6球のショットが打てる確率を上がる前に、「まあまあいいね」というボールが20~30球あるならそのショットが打てる確率を上げ、それが達成できたら「まあまあいいねのショットの基準」を高めるという方が上達の近道でしょう。
また、スコアアップという点から考えても、練習場で100球打って5~6球しか出ないショットは1日1回出ればいい方です。そう考えると、その日のラウンドのスコアを作ったショットとはほとんど最高のショットではないショットということになります。そうなると確率を高めていかなければならないショットとは、練習場で20球~30球打てる「まあまあのショット」ということになります。これがクウォリティーショットという物です。
つまり、クウォリティーショットの確率を高めたほうが人生最高のショットの確率を高めるよりスコアにつながるということです。ただ、野球の先発ピッチャーのように6回3失点以内というように基準が画一的に決められないのはゴルフの場合、目標とするスコアが個人個人で違うからです。つまり、100切りを目指すゴルファーのクウォリティーショットと90切りを目指すゴルファーのクウォリティーショットは違うということです。
そこで次回から100切りを目指すゴルファーの「まあまあいいねのショット」すなわち「100切クウォリティーショット」について説明していきます。
つづく
最後まで読んでいただきありがとうござます! コンバインドプレーンゴルフスクール用賀校・荻窪湖・本厚木校・八王子みなみ野校を主宰する安藤秀でした。