ゴルフ上達の盲点:ロングサムのデメリット1!!
こんにちは! コンバインドプレーン理論開発者の安藤秀です。
今回からはロングサムのデメリットを考えていきたいと思います。ロングサムとはグリップしたときの左手親指が長く伸びている状態です(右打ちの場合)。この場合、下の写真の角度までしか手首が動かせなくなりショートサムと同じようにコックがとりにくくなります。
無理にコック動作を行おうとすると手首は甲側に曲がってしまいますが、このようなコック動作は右手がクラブを握っているため大抵の場合無理なので手首を使わずに肘を曲げながらクラブをトップオブスイングまで運ぶフォームになってしまいます。
<ショートサムが原因のオーバースイングと若干異なります>
こうなるとボールに与えられるスピン量は少なくなってしまうので高弾道のショットやグリーン上でピタと止まるショット、さらには飛距離も望めないことになります。
アドレス時の腕とシャフトの角度(上の写真の青丸で囲った部分)は、120度から140度と言われています。この差には個人差もありますが、クラブによってライ角違うので一人のゴルファーでも構えた時の角度が変わるということなのですが、コック動作はクラブシャフトと腕との角度を90度まで近づけます。つまりコック動作は大きくて50度ということですね。この60度をしっかりとクラブシャフトを動かせればボールにには十分なスピンが与えられます。
もちろんプロゴルファーたちはスピンのかかりすぎをフォロースルーの手首の使い方で調整しますが、アマチュアゴルフファーはそこまでやる必要はないでしょう。ミドルサムグリップで十分なコック動作を行って十分なスピンをボールに与えましょう。
つづく
最後まで読んでいただきありがとうござます! コンバインドプレーンゴルフスクール用賀校・荻窪湖・本厚木校・八王子みなみ野校を主宰する安藤秀でした。