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安藤秀インストラクター投稿記事 [用賀]

ゴルフ上達の盲点:赤枠情報の注意点2  トレンドスイング情報

こんにちは! コンバインドプレーンゴルフスクール世田谷用賀本校 火、金、土、日曜日担当の安藤秀です。

 

「トレンドや個性に関する情報は採用しない」今回は、前回紹介した項目の2つ目であるこの内容について説明してみます。

 

まず、「トレンド」とはその時旬なレッスン情報と考えて下さい。例えば、「バックスイング時に顎を後に引く」とか、「フィニッシュ時に後ろ足の後方へ引く」、「ダウンスイング時に左腰を沈ませながら左に突き出す」、「インパクト時にジャンプする」、「ハンドファーストでボールを打つ」など、数多くあります。

しかし、これらはその時々の強いツアープロのスイングの仕方、すなわち「個性」がそうであるという情報なのです。そして、この情報が、万人がそうすべきという情報に変わってしまったものが「トレンド情報」です。

 

このトレンドの素になるスイングを行ってツアーを席巻しているプロも、意図的にその動きを覚えたのではなく基本的なスイングを覚えようとして練習していたら結果的にそういうスイングになってしまったという場合が多いのです。

 

そう考えてみると、このトレンド情報を基にスイング学習をしても、そのプロ達と体力因子を含めた様々な要素がマッチしない限り物まねはできても、そのプロと同じようなボールヒットの確率や飛距離、方向性はゲットできないのです。そして、かなりの場合、体力的に無理なことから結果は自然に振っていた時に比べて悪くなってしまう場合が多いのです。

 

では、好きなプロの動きからそのプロの個性である「トレンド情報」と正しいスイングを身に付けるために必要な「基本スイング情報」を見分けるにはどうしたらよいでしょう? それは、そのプロが50ヤード~80ヤードぐらいのアプローチショットを打つ時に行っている動きを見れば分かります。そこから得られる情報は真似すべき情報と考えていでしょう。

 

フルスイングちょっと手前のスイングで行われない動作は基本スイング動作には入れない方がいいのです。そういった目でツアープロのアプローチショットを見てみましょう。意外とこの距離のアプローチショットではプロ達が同じスイングを行っていることが分かります、そして、最初に上げた個性は発揮されていないのも分かるでしょう。

 

つづく

最後まで読んでいただきありがとうござます! コンバインドプレーンゴルフスクール世田谷用賀本校 火、金、土、日曜日担当の安藤秀でした。

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