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安藤秀インストラクター投稿記事 [用賀]

標準的なスイングと個性的なスイング5:トップオブスイングの下半身1

前回の標準的なスイングと個性的なスイング4はこちら

今回から標準的な体の回転について説明していきます。まずは膝と腰の動きです。

 

バックスイングで左膝は右膝の内側を中心に円軌道を描きます。左膝はバックスイングではただ前に出るだけですが上半身の回転に引っ張られた腰の回転によって若干右に動かされるのです。

この膝の動きは図の星印を結ぶ線が45度ぐらい動き、この動きにより腰が60度、肩が90度の回転するのは標準的でしょう。そして、これはあまり知られていないことなのですが、背骨と骨盤の稼働域は10度しかなく肩の90度は腰の60度回転+10度の背骨回転に肩甲骨の動きによる25度回転を加えて90度という感じです。

 

ただし、肩甲骨の回転を使えば使うほど肩甲骨の稼働域が小さいと肘を絞ることが難しくなりトップショットが発生しやすくなるのである程度膝と腰を回転させるべきでしょう。下の写真を見てください。

この3人のうち2人はメジャートーナメントを制したビックネームで残りの1人は初心者です。顔を隠してみると意外とフォームは意外と似てますよね。確かに鍛えられた肉体を極限まで捩じるということを一流のプロは行い、それを戻すことで飛距離を出しています。そのため、プロ中にはこの写真の2人のように左膝の動きが比較的小さいプロがいますが、これはジュニア時代からの個性と言え、標準的ではないのです。

 

体への負担を考えるとある程度膝を使う回転がいいのではないでしょうか?

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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