標準的なスイングと個性的スイング7:ジャンピングインパクト1
前回の標準的なスイングと個性的なスイング6はこちら
今回はインパクトでジャンプする打ち方を考えてみます
下の写真は3人のゴルファーのインパクト直後のフォームです。真ん中の写真はアマチュアゴルファーのもので、両サイドの写真はそれぞれの男子と女子のメジャートーナメント制覇したビックネームのものです。そして、この男女の飛距離はツアーの中でも目を見張るものがあります。
これに対して、真ん中の男性は年齢が50代後半から60代前半といったところでしょうか。あまり飛ぶほうではありません。ダフリショットやプルボールもよく出るようです。インパクト後の3人のフォームはよく似ているのになぜでしょう?
答えは両脚の筋肉の違いです。写真を見てもわかるように左右のプロ(ともに20代中盤)の脚は美しいぐらい鍛え上げられていて、特に内転筋群は素晴らしいものがあります。このような鍛えられた脚がゆえにインパクトでジャンプするフォームで飛ばすことができるのでしょう。
このジャンプインパクトはジュニア時代に長めのクラブを体全体で振っていて身についたスイングといえます。つまり、独断で「標準的なスイング」を60、70歳になってもできるスイングと位置付けているこのブログでは、このインパクト姿勢は個性的とさせていただきます。
では、どういった回転をしながら作るインパクト姿勢が標準的なのか? 次回説明させていただきます。