自然なシャフトのしなり戻し コンバインドプレーン理論に基づく段階的学習法24
こんにちは! コンバインドプレーン理論開発者の安藤秀です。
ダウンスイングからインパクトにかけて、クラブシャフトがしなってクラブヘッドが遅れて振られるにもかかわらずボールが右に飛ばない理由、これは、クラブシャフトのしなり戻しとボールのつぶれによるものなのです。
どういうことかというと、インパクト直前のクラブシャフトは下の写真のようにダウンスイング時のシャフトのしなりとは逆の方向にしなります。
それがインパクトでボールをヒットした衝撃で通常の方向にしなり、その後ボールをはじくような動きをします。つまり、ダウンスイング時のヘッドの遅れが大きくなることは、インパクト直前の通常とは逆の方向のシャフトのしなりも大きくし、これによってインパクト時にボールがクラブフェースに張り付く時間も長くなります。
これによって、このスイングから放たれるボールは真直ぐのバックスピンが与えられて空中に飛び出すのです。これがダウンスイングの時のクラブヘッドが遅れてもボールは真直ぐ飛び出すメカニズムです。
一方、ダウンスイング時に意図的なシャフト倒しによって意図的なクラブヘッドの遅れが作られた場合にはクラブの性能だけではボールを真っ直ぐ飛ばすことができなくなってしまいボールは右に飛び出してしまうのです。
そこでナチュラルなシャフトの倒れとナチュラルなシャフトのしなりでボールを真っ直ぐ飛ばすのがオススメというわけです。
次回からはフルスイングの習得に入ります。
つづく
最後まで読んでいただきありがとうござます! コンバインドプレーンゴルフスクール用賀校・荻窪湖・本厚木校・八王子みなみ野校を主宰する安藤秀でした。
標準的なスイングと個性的なスイング68