運動の局面構造を見る:大きなフォロースルースイング軌道の作り方!!!
こんにちは! コンバインドプレーン理論開発者の安藤秀です。
今回は左腕の動かされ方です。左腕はダウンスイングでクラブを真下に下げる動きをしますが、その間に左腰の回転力によって目標方向に放り出されます。この動きによりフォロースルーのスイング軌道は大きくなり、方向性が安定し飛距離も伸びます。
これに対して、以前説明した2つのNG回転ではフォロースルーのスイング軌道はどうなるのか検証してみましょう、
まず、右肩を突っ込ませる回転ではもクラブは下の写真のように目標方向より極端に左に振り抜かれてしまうためフォロースルーのスイング軌道は大きくなりません。
また、ダウンスイングで右肩が下がる下の写真の回転ではフォロースルーのクラブが上方向に動いてしまうため、目標方向に対してフォロースルーを大きくすることはできません。
ここから分かるように正しいターン動作は水平回転する下半身の先行によって上半身を動かすことで左腕を目標方向に放りだし、これによって一番上の写真のようにフォロースルーが大きくなるということなのです。
では、この間に右腕はどういった動きをしていてそれがどうスイングに影響を与えているのでしょうか?
これまた難しいですよね。
つづく
最後まで読んでいただきありがとうござます! コンバインドプレーンゴルフスクール世田谷用賀本校 火、金、土、日曜日担当の安藤秀でした。
ゴルフスイングという運動の学習と指導62