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安藤秀インストラクター投稿記事 [用賀]

飛距離の出せるターン動作を求めて4 ニーアクション

こんにちは! コンバインドプレーンゴルフスクール世田谷用賀本校 火、金、土、日曜日担当の安藤秀です。

 

ベン・ホーガンたちが活躍した時代からジャック・ニクラス達が活躍した時代になると、下半身の左移動はより大きくなります。このターン動作ではニーアクションがふんだんに使われ腰の左移動が大きくなっています。現在のターン動作に比べると左脚の内転筋群の頑張りが少なく、その分膝と腰の左移動を大きくすることで高弾道の飛球を打ち飛距離を稼いでいたんですね。

 

一方、頭の位置は動かないためにフィニッシュ時の逆C型姿勢はホーガンの時代より強くなっています。このような強烈な逆C型フィニッシュの登場には、ウエアに伸縮性がでてきたことも関係していると考えられます。ボビー・ジョーンズの時代のウエアではこのようなフィニッシュ姿勢はとれないですからね。

そしてなんといっても、このスイングが主流だった時代のプロゴルファーがすごかったのは、クラブが短くなるとこの膝と腰の左移動が少さく調整されていたことです。そして、アプローチショットでは左への動きはほとんどなくなります。このようなスイング調整を行うために、現在ではほとんど聞かなくなった番手ごとのボール位置とスタンス幅の調整も行われていたんです。

 

コースでこのような調整を行うのはアマチュアゴルファーにとって至難の技でしょうね。ほかに沢山注意することがありますからね。

 

最近のゴルフは、ギアの進化によってクラブで高弾道のショットが打てるのでボールの位置もスイングも変えずに対処できるようになったのです。つまり、ゴルフがよりシンプルになってきたのです。近年、若年層のプロが大活躍しているのを見るとその事実を再確認させられますね。

 

往年の名選手たちはカッコいいし真似したくもなりますが、このようにギアでシンプルになったゴルフをわざわざ複雑にすることもないし、逆C型の体に負担がかかるフィニッシュ姿勢をとる必要もないですよね。このブログで勝手に決めさせていたただいている「体の負担の少ない現在のギアに合った標準的なスイング」を目指しましょう。

 

つづく

最後まで読んでいただきありがとうござます! コンバインドプレーンゴルフスクール世田谷用賀本校 火、金、土、日曜日担当の安藤秀でした。

 

標準的なスイングと個性的なスイング40

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