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安藤秀インストラクター投稿記事 [用賀]

安藤博士のゴルフ講座 第13回「ゴルフスイングにおける左右の重心移動Ⅰ」

皆さん、こんにちは! コンバインドプレーン理論開発者の安藤秀です。

 

ブログ版「安藤博士のゴルフ講座」です。当ブログではYouTube版「安藤博士のゴルフ講座」で取り上げられたテーマについての補足説明などを行っています。

 

第13回は「ゴルフスイングにおける左右の重心移動Ⅰ」です。

 

ゴルフスイング中の左右の重心移動に関する情報は数多くありますが、そのほとんどがトップオブスイングでは「右脚重心、フィニッシュでは左脚重心」としています。でも、本当にそのほうがいいのでしょうか?

 

今回と次回でここを整理したいと思います。

 

アドレス時から行うバックスイング回転で主導権を握るのは上半身です。この上半身主体の回転はアドレス時の上体の前傾軸で行われますが、この時、重要なのが「左腰の位置をずらさない」ということです。これはバックスイングの体幹部の回転において最も重要な事と言っても過言ではありません。左腰はその位置を変えずにその場で上半身の回転に引っ張られるように回転します。そうしておくことでダウンスイングからは逆に左腰が上半身を引っ張る回転を行なえるようにしておくのです。これによって複雑の動きを加えずに左脚主体のダウンスイングからフォロースルーへの回転が実現でき、スイング最下点も左脚の前、すなわちボールの左側(右打ちの場合)にすることができます。これはとりもなおさずダウンショットの撲滅というとになります。

 

そして、このことがトップオブスイングの左右の重心配分に大きく関わってきます。アドレス時に5対5であった重心は上体の前傾軸で回転によって右に移動します。これは上半身の体の厚みが軸の右側に移動する(右打ちの場合)からです。しかし、この時、左腰がその場に残ろうとするために右サイドへの重心移動には歯止めがかかります。

具体的に言うと、左腰はほとんどアドレスと同じ位置、左肩は右膝の内側の上あたりに来ます。これによってトップオブスイングの背中は若干右側に傾きますが、左腰はアドレスの位置に残っているので重心配分は大きくとも「右6:左4」となります。

 

 

 

 

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