安藤博士のゴルフ講座 第13回「ゴルフスイングにおける左右の重心移動Ⅱ」
皆さん、こんにちは! コンバインドプレーン理論開発者の安藤秀です。
ブログ版「安藤博士のゴルフ講座」です。当ブログではYouTube版「安藤博士のゴルフ講座」で取り上げられたテーマについての補足説明などを行っています。
第14回は「ゴルフスイングにおける左右の重心移動Ⅱ」です。
左右の重心の2回目はダウンスイングからフォロースルーにかけての左右の重心移動についてですが、この重心移動は上半身が中心に行います。どういうことかというと、トップオブスイングで右脚の上に位置する上半身が左脚の上にスライドすることで重心移動が発生するということです。
これに対して腰は、トップオブスイングの時点で既に左脚の上にいるのでその場回転を行うだけです。つまり、「上半身の左移動」と「下半身のその場回転」が組み合わされてタウンスイングからフォロースルーへの体幹部の「移動回転」が完成するということです。そして、フィニッシュでは体幹部のほとんどを左脚1本で支えることになります。
この移動回転で最も重要なのはバックスイング時に下半身を右方向に流さない、ということでしょう。仮にバックスイング時に腰が右方向に移動してしまうとダウンスイング時に腰も左脚に移動しないと重心移動ができません。腰が左に移動せずに回転をしてしまうとそこは右脚の上なので右脚の前が最下点になりダフリショットが発生してしまいます。そこで腰は左に移動しなければならなくなるのですが、上半身も下半身の左に移動するとなると今度は回転できない、ということになってボールは右方向に飛び出しやすくなってしまいます。
「上半身の左移動」+「下半身のその場回転」=「移動回転」
ですね。







