正しいグリップを覚えるためのグローブの紹介!
ゴルフ上達のためには正しいグリップの習得はとても重ようです。
多くのゴルファーが正しいグリップを習得しなければゴルフは上達しないと教えられています。それにもかかわず、情報が氾濫している今日では、ゴルフ指導者ですらどれが正しいグリップかどうかわからなくなっています。
何故、グリップに関して多くの情報があるのか? それは、グリップが時代と共に変わってきているからです。そして、その変化に個性が絡んでくるため、プロでさえ様々なグリップの形でゴルフをプレーしているのです。そんな中で、道具の進化とスイングの変遷、さらにグリップの変化を体系づけている理論が登場しました。
それが「コンバインドプレーン理論」
コンバインドプレーン理論提唱者の安藤博士によれば、ゴルフのグリップにはそれぞれ役目があって、左グリップはグラブシャフトのトルクと関係があり、右グリップはクラブヘッドの操作の仕方に関係があるとのことです。では具体的に左グリップの2つのタイプを紹介します。
まずは左グリップです。タイプAがトルクの小さいシャフトで採用されるグリップでBタイプはトルクが大きいクラブで採用されます。
そして、タイプBのグリップはクラブヘッドの軽量化に伴って長くなったクラブシャフトより大きくなったトウダウン現象に抵抗するためにロングサムに変化しました。コンバインドグローブはその左グリップをグローブにつけられた模様を合わせることで習得することができます。
一方、右グリップはリストターン動作をしやすくするCタイプとリストコック動作をしやすくするDに分けられるとのことです。
タイプDのグリップもコンバインドプレーングローブの模様を参考に覚えることができます。
ゴルフのグリップはクラブ開発の歴史に合わせてこれらのタイプの組み合わせにより以下のような変化をたどりました。
①1800年代末期から1900年代初頭
トルクの大きいヒッコリーシャフトを使ってリスターンをしていたボビー・ジョーンズらの時代のグリップはタイプBとタイプCの組み合わせ。
②1900年前半から中盤
トルクの小さいスチールシャフトを使ってリストターンをしていたベン・ホーガンらの時代のグリップはタイプAとタイプCの組み合わせ。
③1900年代中頃から後半
トルクの小さいスチールシャフトでリストコック中心のスイングをしていたジャック・ニクラスらの時代はタイプAとタイプDの組み合わせ。
④1900年代末期から2000年代初頭
トルクが少し大きくなったカーボンシャフトでリストコック中心のスイングをしている現代はタイプBとタイプDを組み合わせたグリップが主流。
⑤2000年代初頭から現在
シャフトの長尺化に伴い左グリップがロングサムに変化
コンバインドプレーングローブ取り扱い説明書
この現代のゴルフシーンで主流となっているグリップを
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