当スクールインストラクターの

ブログ

ホームブログシャンクショット

安藤秀インストラクター投稿記事 [用賀]

シャンクショット

このミスショットはクラブのネックの部分でボールを打ってしまうため、大抵の場合インパクト時に高い金属音が発生する。ボールは右45度方向に飛び出してしまうが、45度方向より右に飛ぶことはない。ただしウッド系のクラブではシャフトの接続部分が盛り上がっていないため左45度もしくはそれ以上左方向へ飛ぶこともある。このミスショットは突発的に発生する場合と連続的に発生する場合がある。連続的に発生する場合は何十球も続くこともある。

 

ミスショットの原因をクリック(タップ)していただければ矯正動画が見れます。

 

1.バックスイングで上体が突っ込むために発生するシャンクショット

このタイプのゴルファーはバックスイング時に上体がボールの方向に突っ込んでいます。これによりダウンスイング時のクラブヘッドの軌道が正しい軌道よりクラブヘッド1個分ほど外側から下りくるのでインパクト時のクラブヘッドの位置も正しい位置よりクラブヘッド1個分外側になってしまいます。その結果、クラブのネックの部分がボールがあたってしまいシャンクショットが発生します。トップオブスイングで静止した場合のバランスの悪さがこのバックスイングの特徴です。

 

2.切り返し時に上体が突っ込むために発生するシャンクショット

このタイプのゴルファーは右腕でボールを強く打ちたいがためにバックスイング時からダウンスイングへの切り返し時に上体がボールの方向に突っ込んでいます。これによりダウンスイング時のクラブヘッドの軌道が正しい軌道よりクラブヘッド1個分ほど外側となり、その結果クラブのネックの部分でボールを打ってしまうことになります。打ち終わって時に正面方向に走り出してしまうほどフィニッシュバランスが悪いのがこのスイング軌道の特徴です。

 

3.ダウンスイング時に上体が突っ込むために発生するシャンクショット

このタイプのゴルファーはインパクト時に右腕でクラブを押してハンドファーストが強い姿勢を作ってボールを打っています。これによりインパクト時のクラブヘッドは正しい位置よりクラブヘッド1個分前に出てしまうためクラブのネックの部分でボールを打ってしまいます。このスイング軌道では、たとえナイスショットしても弾道は低くなります。

 

4.極端なインサイドアウト軌道により発生するシャンクショット

このタイプのゴルファーはダウンスイングからフォロースルーにかけてインサイドアウト軌道でクラブを振ろうとしています。この軌道ではインパクト前にクラブヘッドがアウトサイドに抜けなければシャンクショットにならないが、インパクト時にクラブヘッドが既にアウトサイドに振り抜かれているとクラブのネックの部分がボールにあたってしまいます。このスイング軌道では、たとえナイスショットした場合でもボールはやや右方向に飛び出します。

PAGE TOP