コンバインドプレーン‘セントラル用賀校より
皆さん、こんにちは。
インストラクターの染谷です。
今日は、スクールでよく使用している傾斜台の使い方についてお話しをします。
「左足上がり」、「左足下がり」、「つま先上がり」、「つま先下がり」と4つの傾斜の練習ができますが、実はこの傾斜台で一番身につくのは平地の打ち方なんです。
「えっ」と思う方は多いと思いますが、4斜面のどの斜面が苦手かということでその人のスイングの特徴がわかるのです。
例えば、左足下がりでは普段からボール高く上げようとして逆C型のフィニッシュ姿勢とるターン動作をしてしまうゴルファーには最も難しい斜面です。これに対して、ダウンスイングで右肩が突っ込むゴルファーはつま先上がり斜面が、バックスイング時にスエーしてしまうゴルファーは左足上がりが、スイング中に膝が伸びる癖があるゴルファーにはつま先下がりが、それぞれ苦手な斜面になってしまいます。
このように考えると各ゴルファーのスイングの傾向が良くわかるのが傾斜台ということがわかってもらえると思います。確かに平地は傾斜がないので各斜面を打てなくしている悪癖はごまかせても斜面となるとそうはいきません。苦手な傾斜を重点的に練習して普段のスイングを矯正することはとても効果的な練習になるのです。
そして、最後に通常の平らな打席で打ってもらいもらうと、軸や重心を理解して打てるので、コンバインドプレーンのスクールで習っている「基本ショートスイングドリル」に繋がり、よりスイングの仕方に対する理解が深まります。「習うより慣れろ」の精神で、ぜひ傾斜台練習にトライしてみてください。
傾斜台は常に用意してますので私にお声をかけて下さいね