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安藤秀インストラクター投稿記事 [用賀]

ゴルフ上達の盲点:内転筋群の鍛え方1

コンバインドプレーンゴルフスクール世田谷用賀本校 火、金、土、日曜日担当の安藤秀です。

 

内転筋群はバランスがよくて速度が速い回転運動を行うにはとても重要です。ゴルフスイングも回転運動なので当然強い内転筋群を有している方が有利ということになります。

 

内転筋群を日常生活で使うことはまれなので強化するにはジムや自宅で強化目的のトレーニングを行う必要があります。しかし、その次の問題として、筋力が高まってもその筋肉群を上手く使いこなせないと宝の持ち腐れということになってしまう、ということがあります。

 

この問題は多くのスポーツ運動が抱えていますが、この問題を解決してくれるのが「ドリル練習」なのです。ドリル練習で行う筋力アップは鍛える場所と使い方が同時に覚えられるというメリットがあります。また、この2つを同時に習得できるドリルが良いドリルということにもなります。

 

そこで、今回はコンバインドプレーン理論が誇る数多くのドリルの中で、「内転筋が鍛えられる練習法」の一つを紹介させていただきます。このドリルでは、アドレスで足を閉じて左右の爪先が時計の11時を形作るように構えます。

そこから通常のスイングを行いフィニッシュでバランスよく止まります。この時、右足の裏が①や②のようになっていると右足の内転筋が上手く使えていません。正しくは足の裏が垂直に近い③のような状態になる使い方です。

フィニッシュでこの足の裏の向きが作れれば、右脚の内転筋群は鍛えられ同時に上手い使い方も習得できます。そして、これによりフィニッシュバランスはよくなり回転速度が上がりヘッドスピードも上昇します。さらにバランスのよいフィニッシュ姿勢は再現性も高いので同じショットが繰り返しやすいというメリットもあります。

 

感じをつかんだら足をひらいて通常のスイングでフィニッシュ姿勢をとり、右足の裏の向きが同じ向きになるように練習しましょう。

 

次回は左脚です。

つづく

 

 

 

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