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安藤秀インストラクター投稿記事 [用賀]

ゴルフ上達の盲点:ショットの再現性

コンバインドプレーンゴルフスクール世田谷用賀本校 火、金、土、日曜日担当の安藤秀です。

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前回の写真を見てみると、プロゴルファーのフィニッシュ姿勢のバランスがよさそうなこと、そして安定性、特に下半身がしっかりしている感じはアマチュアゴルフファーとちょっと違うというのがわかります。この下半身の最終形が毎ショット同じになっているので彼らは同じショットが繰り返せるのです。

 

このように安定した下半身の動きでショットを打っているプロゴルファーでも、上半身の動きは毎ショット同じというわけではありません。確かにスピンコントロールのために意図的に腕の使い方を変えたりしているということもありますが、それとは別にNG動作によって変わってしまっている場合もあります。

 

もちろんこの場合はプロゴルファーといえども結果はミスショットですが、彼らのミスショットは見た目にひどくないことが多いのです。その理由は下半身の動きが変わらないからです。仮に、上半身や腕の動きがNG動作によって多少変わってしまったとしても、所詮上半身は下半身の上にあるので上半身が間違った動きをしても下半身の動きには勝てないということです。

 

この下半身の安定した動きを作るには、両脚の内転筋を強化していく必要があります。内転筋郡は両脚の内側の筋肉で脚を閉じる役割を担う筋肉の総称で、回転運動にはとても重要な筋肉群なのです。

 

ただ、鍛えるのはとても難しいんですね。そこでスイング練習をしながら鍛えていくのがいいということになります。この方法は次回紹介しますが、まず重要なのは、「バランスのよいフィニッシュ姿勢に目を向けた練習をしているか?」ということです。バランスの悪いフィニッシュは再現することが難しいので、バランスの悪いフィニッシュで打ったショットを再現するのも当然難しい、ということになります。

 

もし、フィニッシュ時のバランスに注目しないでショット練習をしているとすれば、それは上達のための練習の盲点となっていることは間違いありません。

 

つづく

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