ゴルフ上達の盲点:ナイスショットの再現性を高めるコツ
コンバインドプレーンゴルフスクール世田谷用賀本校 火、金、土、日曜日担当の安藤秀です。
前回説明した手首の動きでクラブを縦方向に動かしながら最終的にクラブシャフトを左肩の上に担ぐ動作を行い、同時に体を回転させていけばフィニッシュ姿勢は作れます。こう考えれば腕の動きは同じにしながら、各ゴルファーが自分が回転できる範囲でターン動作を行うことで各自のオリジナルフィニッシュ姿勢を決めることができるということになります。
プロゴルファーにように体の回転が速い人達はフィニッシュ時のクラブシャフトは体の回転の勢いで体に斜めに巻きついてきます。これに対して、ここまで回転出来ないアマチュアゴルファーの場合は下の右側の2枚の写真のような位置で止まってしまう場合もありますがそれは問題ありません。重要なのは、毎回同じフィニッシュ姿勢を取りながらナイスショットを打つ練習をしていくことです。たとえ、いいショットが打ててもフィニッシュ姿勢が取れていなければよしとしないことです。
そして、ゴルフスイングはクラブを持ったダンスという考えをもとに、コースラウンドはコース18ホールの中で行われるダンスのリサイタルと考え、どのホールでも同じエンディングを迎えるスイングを行うと考えてください。確かに、距離の調節や斜面からのショットで多少ダンスを変えなければならないこともありますが、少なくともティーグランドでのドライバーを使ったダンスは毎回同じフィニッシュでいいはずです。
そのためには練習の時からゴルファーは自分のフィニッシュを確認し、そのフィニッシュを変えないでナイスショットを打つというこだわり持つべきなのです。そうした練習をしておけば、コースで自分の決めたフィニッシュ姿勢を再現することでナイスショットを再現できる可能性を高めることができるのです。
皆さんの練習に「フルスイングのフィニッシュ姿勢の確認」が含まれていないとしたら「上達のための練習」の盲点になっているのではないでしょうか?
こちらも参考にしてください➡コースでナイスショットが打てない人のために!!
つづく