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横山 実インストラクター投稿記事 [本厚木]

セットアップルーティン

最近やっと寒くなってきて

鍋料理が食べたくなり

先日トマト鍋を初めて食べた

横山です。

 

さて、前回はショット練習を

実戦に結び付いたものにするためにも

どのような工夫を

する必要があるのか

練習方法や考え取り組み方について

考えたいとお伝えしました。

 

ですので、どのような練習が良いのか

お話ししたいと思います。

 

 

 

コースに出れば

当然目標を設定し

その目標に向けてボールを打ちます。

 

ただ、正しいスイングが出来ていても

目標に正しく構えることが出来なければ

当然ですが目標には飛びません。

 

練習場で何となく構えて

ある程度ボールが飛んでいればOK

という感じの練習していませんか?

 

 

目標を決めず

何となくアドレスして

ボールを打ち、

「 真っすぐ飛んでる、

曲がってる 」

これは目標に対して

ボールを打っていることになるのでしょうか?

 

 

目標を設定

その目標に対してセットアップしながら

ボールに対して

正しくアドレスしショットする。

 

一連の準備動作をしながら

ショットする

という練習が大切なのです。

 

そうすることで初めて

自分の狙った目標より

曲がっている

真っすぐ打てている

また、スイングが出来ていない

と判断できるのではないでしょうか?

 

このショット前の一連の準備動作は

セットアップルーティン

といいます。

 

ゴルフの中継を見ていると

トッププロ達が

毎回同じ動作でアドレスに入る様子を

見たことがあると思いますが、

プロ達は、このルーティンを

毎回同じリズム、

同じ所作を行い

気持ちを落ち着かせ集中することが

ナイスショットの要因となる

とても重要な動作と認識しており

ラウンドに取り入れています。

 

 

このルーティンは、

ゴルフだけでなく様々な

スポーツシーンでも

見ることができます。

プロ野球の打席に入る前の選手や

機械体操の演技に入る前の選手、

ラグビーのペナルティーキックをする前の

選手の動作など。

 

このレベルの選手達は、

実戦を繰り返し経験することにより

必要で不可欠であることだと認識し

身に付けた事だと考えられます。

また、幼いころから自然と行っていることで

無意識にできてしまっている場合もあります。

 

このように考えますと

セットアップルーティンは、

ショット前の

一連の準備動作を

毎回同じにすることにより

リズムよくスムースに

ショットに入ることを目的とし、

チェックポイントや

考え方なども同じにすることで、

良いイメージで集中力を高めて

ナイスショットの成功率を高めるための

スイング以上にとても重要な

プロセスだと考えてください。

 

ショット前の様々な思考は、

スイングに悪い影響を及ぼす要素が高まり

スムースなスイング動作を妨げます。

 

理想は無意識で無心に打てることですが、

そのためにも

ショット前の必ず決まった動作、

セットアップルーティンを

ショット練習に取り入れ

スムースにスイングに入れるよう練習して

ラウンドで試してみてください。

 

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