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安藤秀インストラクター投稿記事 [用賀]

標準的なスイングと個性的なスイング15:アップライトスイング1

今回は腕の動きについて考えてみます。

 

下の3枚の写真は3人のゴルファーのトップオブスイングを写したものです。この3人のトップオブスイングの手の位置はとても似ていますが、このうちの2人はメジャーチャンピオンで他の一人は、「100を切ることはできた、でも80台がだしたい」というアマチュアゴルファーです。

2人のプロゴルファーは共に1900年代初頭に活躍していましたが、一人はプロスポーツ選手として初めて100万ドルを稼いだといわれるプロで、もう一人は今でもほとんどすべてのゴルファーが使っているサンドウェッジを考案したプロです。

 

一方、下の3枚の写真は現代活躍する2人のプロゴルファーのトップオブスイングと、上の写真のアマチュアゴルファーの矯正したトップオブスイングです。この3枚の写真に写るトップオブスイングは上の3枚の写真に比べて上体の前傾角度が浅く手の位置は高いということがわかります。

フォームを矯正したアマチュアゴルファーの方は、「こちらのトップオブスイングの方が飛距離が出るうえに左に曲がるボールが少なくなった。そしてなにより体が楽だ」と言っています。確かにアドレスおよびトップオブスイングの上体の前傾角度が浅いので楽なのはわかりますが、なぜアップライトなスイングだと飛距離が出て曲がらないのでしょうか?

 

それは、「上から下に振り下ろすからヘッドスピードが上がって飛ばせる」、「フェースローテーションがないから曲がらない」 一般的にはこう言われていますが、詳しい理由を知っている方は意外と少ないのではないでしょうか?

 

そこで、次回はスイング中の腕だけの動きについて説明してみます。

 

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