ゴルフスイングという運動の学習と指導 安藤秀 カテゴリーのブログ一覧
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ゴルフスイングという運動の学習と指導7:現代のゴルフスイング
更に時代は流れ、1990年代に入ると低重心構造のクラブが出現します。 このようなクラブのおかげで高弾道の飛球は道具で打つことが可能になりました。これにより、わざわざ脊柱に負担をかけ腰痛の心配をしながらスイングする「逆C型のフィニッシュ姿勢をとるターン動作」は必要なくなり、直立型の腰にや…[続きを読む]
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ゴルフスイングという運動の学習と指導6:ジャック・ニクラスの時代のゴルフスイング
その後、1900年代中頃からスチールシャフトを使ってもフックボールが出ない打ち方が登場します。 この打ち方は,トップオブスイングとフォロースルーのクラブの振り上げ位置が高いアップライトなスイングでした。このスイングのクラブの振り方だとインパクトエリアのフェースターンが抑えられるので左曲…[続きを読む]
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ゴルフスイングという運動の学習と指導5:ベン・ホーガンの時代のゴルフスイング
前回紹介したスイングは1900年代初頭までゴルフ界で主流を占めていました。しかし、その後の道具の変化によってスイングはさらに変わります。道具の改良では、まずゴルフボールが現在のような2層や3層構造になりました。そして、クラブシャフトは耐久性の良いスチールシャフトに変わったのです。 これ…[続きを読む]
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ゴルフスイングという運動の学習と指導4:ボビー・ジョーンズの時代のゴルフスイング
「ゴルフスイングという運動の学習と指導3 」はこちら やがてフェザリーボールが高価であったこともあって、ゴムで簡単に作れるボールが登場します。この「ガッタパーチャ」と呼ばれたボールは安価なことからまたたく間に広まり、これにより、ゴルフ人口は一気に増えたのです。 こ…[続きを読む]
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ゴルフスイングという運動の学習と指導3:ゴルフスイングの始まり
「ゴルフスイングという運動の学習と指導1」はこちら 「ゴルフスイングという運動の学習と指導2」はこちら スポーツ運動学はスポーツ運動の発生や伝承について考える学問ですが、そのためには一瞬で終わってしまう運動がどういった動きで成り立っているのか把握する必要があります。対象となる動きを把握し…[続きを読む]
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ゴルフスイングという運動の学習と指導2:「コンバインドプレーン理論に基づくゴルフスイングの学習・指導法」
前回の「ゴルフスイングという運動の学習と指導1」はこちら そこでこのブログの趣旨ですが、来年のオリンピック開催を前に、体操ニッポンを作ったマイネル教授の「スポーツ運動学」とはどのようなものなのか?そして、この学問を基に構築した「コンバインドプレーン理論に基づくゴルフスイングの学習・指導法」とは…[続きを読む]
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来年、2020年はいよいよ東京オリンピック開催の年です。皆さんは既にご存知でしょうが、東京でオリンピックが開催されるのは来年が2度目のことであり、これは結構すごいことです。世界の都市で2度以上オリンピックを開催したのは、ロンドンが3回であとは2回のアテネ、パリ、ロサンゼルス、レークプラシッド、インス…[続きを読む]