博士プロがズバッと答えます その27 「正しい右グリップ」
皆さん、こんにちは! コンバインドプレーン理論開発者の安藤秀です。
ブログ版「博士プロがズバッと答えます」です。当ブログではYouTube版「博士プロがズバッと答えます」で取り上げられたテーマについての補足説明などを行っています。
今回は「正しい右グリップ」についての話になります。
ショットの弾道はボールの打ち出し方向である「出球」と打ち出されたボールの軌道である「曲がり」に分けられます。つまり、「方向性」と「直進性」です。
前回取り上げた左グリップは、スライスの原因であるボールに右回転が加わってしまう「開いたフェースによるインパクト」を防止するのが役目でした。これに対して今回は、もうお分かりかと思いますが、ボールに左回転を加えない、すなわちフック回転を与えない「かぶったフェースによるインパクト」を防ぐ役目の右グリップの説明です。
そして、左グリップに「フェースの開きの抑制」以外に「オーバーコックキングの抑制」というもう一つの役目があったように、右グリップにも「フェースのかぶりの抑制」以外に「コック動作を行う」という役目があります。
では、それらを可能にするグリップの仕方です。まず、フェースのかぶりの抑制で重要になるのが「右手中指と薬指の向き」及び「左手親指曲線と右手生命線の密着」です。そして、コック動作を行いやすくすることに対して重要なのは「右手人差し指のカギ型」です。
右グリップが正しくできるとフェースが返らずクラブヘッドの縦方向に動きがスムーズになるのでバックスピン量が増え女性でもグリーン上でピタッと止まるショットが打てるようになります。
コンバインドプレーンゴルフレッスンでした。