ゴルフボール(構造、特徴)
いつもご覧いただきありがとうございます。
コンバインドプレーン・ゴルフスクール本厚木校、
横山ゴルフスクール(認定校)担当の
横山です。
今回はボールの構造、特徴について
簡単に解説したいと思います。
構造と性能
表面はディンプルで覆われたカバーで、
中身の構造は主に2ピース(2層)、3ピース(3層)
またはそれ以上の違う素材の組み合わせによって
構成されています。(マルチピース)
最近では、5層構造のボールも出て来ています。
<ディンプル>
ディンプル(dimples) は、日本語では『えくぼ』の意味で、
ボールのいちばん外側の表面を覆っています。
この凹みはボールに揚力を発生させ、
より遠くにボールを飛ばすためのものです。
ちょっと難しい話ですが簡単にお伝えすると
打ち出されたボールは回転がかかります。
これをバックスピンといいます。
このバックスピンがたくさん発生すると、
ディンプルの効果によって空気を
巻き込みながら飛んでいきます。
この時にボールの上と下には
空気の流れが発生しています。
そこでディンプルが
ボールの表面にある事によって
この空気の流れの速度が、
ボールの上側は早く流れ、
下側は遅く流れることによって
上下に圧力の差が発生して
揚力(ボールを上方に持ち上げる力)が生まれます。
この揚力によってボールが
より遠くに飛ばすことが出来るというわけです。
このディンプルは、様々な形状や深さ、
配列などを工夫し空力特性を変化させ
弾道や飛距離に大きな影響を与えています。
表面のカバーの素材は、
「ウレタン」か「アイオノマー」の2つが主流。
アイオノマーは比較的に硬くディスタンス系のボールに使われます。
中身はコア(中心部)といってそれぞれ役割があります。(図参照)
性質の異なる複数の層は、
加わる力の大小によってその働きに違いがあります。
大きいインパクト(主にウッド系)=
中心層まで力が伝わる。
小さいインパクト(ウェッジやパター)=
外側層の働きが強く、
中心層の働きは少ない。
と考えられて、
ボールの中は固さの違う素材を組み合わせ
主にスピン系(柔らかい打感)でボールを止めたり
コントロールしやすい目的での使用、
あるいは、
飛距離系(やや硬めの打感)で
飛距離が欲しい目的での使用と
大きく分けるとこの2つに分けられます。
自分のゴルフのプレースタイルに合う
ゴルフボールを選択することは
とても重要だと思います。
いろんなボールがありますので
自分の使っているボールがどんな特性があるのか調べて
違ったボールを試してみるのもいいのではないでしょうか?
ちなみに私は
今年から5ピースボールを試しています。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
コンバインドプレーン・ゴルフスクール本厚木校、
横山ゴルフスクール(認定校)担当の
横山でした。