ゴルフ上達の盲点:アプローチショットとフルスイングの関係性2
こんにちは! コンバインドプレーンゴルフスクール世田谷用賀本校 火、金、土、日曜日担当の安藤秀です。
前回、フルスイングとアプローチショットの2つを同時にレベルアップしていく方法 「コンバインドプレーン理論に基づくゴルフスイングの段階的学習法」の前半を紹介しました。今回は後半です。この練習法ではアプローチショットの練習していも、フルスイング上達に必要な動作感覚の習得ができます。また、フルスイングをしていてもアプローチショットに必要な体の動き方をいっぺんに練習していることになるのです。
「コンバインドプレーン理論に基づくゴルフスイングの段階的学習法」の
第3段階の、Ł字スイングではロフ角50度前後のクラブを使うと男性で50~60ヤード、女性なら30~40ヤードのアプロ―チショットが打てます。このスイングは基本的なバンカーショットにも使えると同時に、ボールに綺麗な縦回転を与える曲げないための「コック動作」を習得することができます。
クラブを持たないで覚えるには
続く第4段階のコの字スイングでは、「フルスイングではちょっと飛びすぎるな」と感じた場合や、「ボールはライの悪い場所にあるが、そこから大きなミスをしたくない」と考えた場合に使うスイングになります。また、これと同時に飛距離を伸ばすための「リフトアップ動作」が覚えられるスイングです。
クラブを持たないで覚えるには
今回紹介したこの2つのドリルで、コンバインドプレーン理論の「縦プレーンを作る腕の縦の動き」が覚えられます。
多くのゴルフファーは体の回転だけでボールを打つ「9-3スイング」か、手首の動きを使う「Ł字スイング」のどちらかが苦手なようです。そして、苦手な方のスイングを克服したプレーヤーから上達していくのを見ていると、フルスイングを練習するよりも、9-3スイングとŁ字スイングの2つさえ練習していればフルスイングは自然によくなるようにも思えます。
次回はいよいよフルスイングの作り方です。
つづく