体に負担の少ないターン動作を作る6:腰の回転と肩の回転
コンバインドプレーンゴルフスクール世田谷用賀本校 火、金、土、日曜日担当の安藤秀です。
フォロースルーの回転でも重要になるのが腰の水平回転です。仮に、上半身が前傾しなくてもよいなら1本の筒のような回転ができるので分かりやすいのですが、それではライ角を持つゴルフクラブを上手く使いこなすことは出来ません。
そこで、ゴルフスイングでは上半身は前傾回転をして、腰から下は水平回転を行います。もちろん上半身と下半身はつながっているのでお互い多少影響を受けますが、肩も腰も水平回転や、肩も腰も斜め回転はNGです。前者はトップショットやプルボールが発生しやすいのに対して、後者はダフリショットやプッシュボールが発生しやすくなります。
この回転を習得するには、腹斜筋と中殿筋の使い方が重要になります。ただ、言葉で言っても体がその動き方を覚えないとなりません、また、このようなことを知らなくてもこういった回転ができる人は、フォームはきれいと言えなくとも意外と安定したショットを打っています。皆さんも周りのゴルファーをチェックしてみて下さい。
ここからわかることは腰の水平回転と上半身の斜め回転を体が覚えてしまえばいいということなのですが、そのための近道はドリル練習ということになります。
標準的なスイングと個性的なスイング34
つづく