博士プロがズバッと答えます その8 「コンバインドプレーン理論に基づく段階的ゴルフスイング学習法」とは?
こんにちは! コンバインドプレーン理論開発者の安藤秀です。
ブログ版「博士プロがズバッと答えます」です。当ブログではYouTube版「博士プロがズバッと答えます」で取り上げられたテーマについての補足説明などを行っています。
今回のテーマは
「コンバインドプレーン理論に基づく段階的ゴルフスイング学習法」について
です。
段階的学習法とは学習内容の水準を段階的に高めながら習得目標にたどり着くという学習方法です。コンバインドプレーン理論に基づく段階的学習法では小さい振り幅のスイングから段階的に振り幅を大きくしてフルスイングにたどり着くというゴルフスイングの学習方法です。
振り幅は5段階に分かれており、それぞれ「8-4スイング」、「9-3スイング」、「L字スイング」、「コの字スイング」、「フルスイング」と命名されており、それぞれのスイングでゴルフスイングに必要な基本動作が学習できます。
この段階的スイング学習方法のメリットは以下のように3つあります。
①分からなくなったら戻って学習し直せる
②自分はゴルフスイングの中のどの動作が苦手なのかが把握できるうえにその動作を集中的に練習できる
③アプローチショットして使える。
まずは「ボールヒット動作」と「スイングスタート動作」を習得する「8-4スイング」です。ロフト角50度のクラブで行うと10ヤードキャリーのアプローチショットとして使えます。
次にゴルフスイングで使う「ターン動作」を覚える「9-3スイング」です。ロフト角50度のクラブで行うと男性は30ヤード、女性は20ヤードキャリーのアプローチショットとして使えます。
さらにスイング中の「コック動作」が習得できる「L字スイング」です。ロフト角50度のクラブで行うと40~60ヤード程度のアプローチショットやバンカーショットでも使えるスイングです。
続いてスイング中の「リフトアップ動作」が習得できる「コの字スイング」です。このスイングはビットウィーンクラブの距離を打つ時に使えるスイングです。
最後はもちろん「フルスイング」です。このスイングでは再現性のカギとなる「バランスの良いフィニッシュ姿勢」を習得します。フィニッシュ姿勢を作る運動の構造を理解しながら練習すると上達が速いです。
以上の段階的学習方法で「飛んで曲がらない球が何度も打てる」ようになります。その理由は、第1、第2段階で飛距離のもととなる体の回転、第1、第3、第4段階でボールを曲げないクラブの動かし方がそれぞれ習得できるからです。そしてさらに第1段階と第5段階で同じショットを何度も繰り返す再現性を高める方法も習得できるのです。
これらの5つのスイングを練習始めの10分から15分行うことでスイング上達の速度は圧倒的に速まります。是非試してみたください。
博士プロがズバッと答えます その8
つづく