標準的なスイングと個性的なスイング3:ゴルフはダンス
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アマチュアゴルファーが真似るべき標準的なスイングとはどういったスイングでしょう?
答えは「体に負担の少ない年をとってもできるスイング」となりますが、そのスイングとはいったいどんなスイングなのか? それをこれから説明していきます。
まず、ゴルフスイングはクラブをもって踊るダンスであるということを頭に入れておいてください。どういうことかというと、そのダンスで振られたクラブヘッドが高速で動き、インパクトを通過する時にクラブのリーディングエッジがスケアになっていて、インパクトエリアでドライバーは地面を触らずに通過しその他のクラブはソールが地面を触る、というダンスが踊れれば「飛んで曲がらないボールが打てる」ということになります。
つまり、重要なのはどういうダンスを踊るかおどるかであり、どうやればボールがヒットかできるかではない、ということです。ボールをヒットできるクラブの振り方はいくらでもあり、その中には無理な動きでボールを打つスイングもあります。しかし、そのスイングはダンスとして考えるといいダンスとは言えません。
ボールを何球も打っていればどんなスイングでもボールをスイートスポットでとらえられることもあるし、時には真っすぐ飛ばせることもあります。ただ問題なのは、その確率と飛距離、方向性です。だからこそ、ボールをヒットできた時に遠くに真っすぐ飛び、当たる確率が高いクラブの振り方=ダンスを覚える必要があるのです。
その上で、「体に負担の少ないダンスとは?」と聞かれると、私は「自分の力以外の力が上手く利用できるスイング」と答えます。