飛距離が出せないコック動作の解放２

こんにちは！　コンバインドプレーンゴルフスクール世田谷用賀本校　火、金、土、日曜日担当の安藤秀です。

 

「男子アベレージ」さんのハーフウェイダウンの手首の角度は「男子シングル」さんに比べて大きい、すなわちダウンスイングの「タメ」と言われるものが少ないということでした。

ダウンスイングのタメ作りには、バックスイング時のクラブの振り上げ方が重要になるということでしたが、ここで問題になるのが、右肩の筋肉です。この僧帽筋という筋肉に、コック動作を行う時にどれぐらい力が入っているのかが問題になるのです。

 

下の2枚の写真を見て下さい。左側の写真では明らかに右肩が盛り上がっているのが分かります。このようなコック動作を行うと、そこから作るトップオブスイングでも肩に力の入ってしまいます。

右肩に力が入るバックスイングでは 、クラブをリフトアップするはずだった右肘がクラブを上げないためにトップオブスイングのグリップの位置が背中側の低い位置になります。これを無理に上げようとすると背中側に体がそってしまうかトップオブスイングで右肘が大きく開いてしまいます。

そうなると、左腕の引き下ろしが強くできなくなり結局右腕で下ろすしかなくなってダウンスイング時のタメが作れないということになるのです。では、どうすればいいのか？

つづく

最後まで読んでいただきありがとうござます！　コンバインドプレーンゴルフスクール世田谷用賀本校　火、金、土、日曜日担当の安藤秀でした。

 

ゴルフスイングという運動の学習と指導33