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安藤秀インストラクター投稿記事 [用賀]

安藤博士のゴルフ講座 第10回「スイング中の四肢体幹の動き」

皆さん、こんにちは! コンバインドプレーン理論開発者の安藤秀です。

 

ブログ版「安藤博士のゴルフ講座」です。当ブログではYouTube版「安藤博士のゴルフ講座」で取り上げられたテーマについての補足説明などを行っています。

 

第10回は「ゴルフスイングにおける四肢体幹の動き」です。

 

運動は四肢体幹のチームプレーです。運動中の左右の腕と脚、体幹、これらはそれぞれどのように動くのか? そしてそれらを、どのような動きの角度や大きさ、力加減、タイミングで組み合わせるのかを学習していけば運動は必ず上達します。これはゴルフスイングでも同じです。

 

ただ、あらゆる運動の中でゴルフスイングほど上記のような運動構成要素や組み合わせ方が明確になっていない運動はないといっても過言ではないくらいゴルフスイングという運動は感覚だけが一人歩きしています。

 

ダウンスイングで「クラブが遅れてインサイドから来る感じ」、シャフトは「斜めに倒れながらボールに向かう感じ」、インパクトは「分厚つく長い感じ」、フォロースルーでは「ラインを出しながら振り抜く感じ」などなど。これらは殆どがクラブがどう動いているかに関する感覚的情報であり「そのとき体は動かすのか?」が抜けています

 

そこで今回はゴルフスイングにおける四肢体幹の具体的な動きを確認しておきます。

 

ずは「左腕」 左腕はクラブをトップオブスイングクラブを左手でしっかり持って左上腕を左胸、ちょうどアドレス時に左上腕があった場所に思いっきり引き下ろす。

 

次は「右腕」 右腕は右手首から右肘という順でクラブを縦方向に動かす。それもバックスイングとフォロースルーの2回。

 

これら左右の腕をグリップをクラブがV字に動くように組み合わせる。この動きはクラブヘッドを高速で動かせる上にフェースローテーションがない。

 

続いて「右脚」 右脚は内側の筋肉の頑張りで上半身の回転を止める。 一方「左脚」はバックスイング時は外側の筋肉の頑張りで体幹に捻じれを作りダウンスイング以降は内側の筋肉の頑張りで左腰の回転速度アップに協力する。

 

最最後に「体幹」 上半身は前傾軸回転、下半身は水平回転。さらにはバックスイングは上半身主体、ダウンスイング以降は下半身主体。この上半身と下半身の回転主導権の違いからフィニッシュは胸が張られた姿勢となる。さらに上下の動きの組み合わせから体幹部には捻じれが発生し肩の回転速度はアップする。

 

簡単に説明してみましたが、以上のような四肢体幹の動きと組み合わせ方によってゴルフスイングという運動は完成します。

 

 

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