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安藤秀インストラクター投稿記事 [用賀]

運動のモロフォルギー的考察法

こんにちは! コンバインドプレーンゴルフスクール世田谷用賀本校 火、金、土、日曜日担当の安藤秀です.

 

運動の心理学的考察では、解剖学・生理学的考察法やバイオメカニックス的考察法のような心身二元論的な考察法ではなく心身一元論的な考察法であることは既に話しました。そして、次の考察法である運動のモロフォルギー的考察法も心身二元論的アプローチといえます。

 

この考察法では、運動の最も難しい部分である動きの「伝導」や「流動」、「キレ」などを指導する時に必要な知見が得られます。

 

運動では、芸術のように上手く説明でいないけどあのパフォーマンスは他のパフォーマンスに比べて「絶対にいい」と思えるということが起こります。この「理由は分からないけどいい」という現象は個人の好み、すなわち「主観なのでは?」と解される場合も多いのですが、同じことを感じる人が何人も出てきます。

 

そうなるとこの「理由は分からないけどいい」は「間主観性を持ったいい」になっていきます。この間主観性とは個人の主観と主観の間に共通点が生まれることで、その理由が運動の伝導や流動、キレ、にあるということになります。そして、この「間主観性をもったいい」を明らかにできるのが運動のモロフォルギー的考察法なのです。

 

2021年からオリンピックゲームが行われるかどうかは別にして、1964年の東京オリンピックから始まった体操ニッポンの基礎を築いた、運動指導者には全体に知ってほしい運動のモロフォルギー的考察法について説明していきます。

つづく

最後まで読んでいただきありがとうござます! コンバインドプレーンゴルフスクール世田谷用賀本校 火、金、土、日曜日担当の安藤秀でした。

 

ゴルフスイングという運動の学習と指導41

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