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安藤秀インストラクター投稿記事 [用賀]

運動の先取りを見る イップスの原因!!

こんにちは! コンバインドプレーン理論開発者の安藤秀です。

 

運動遂行にあたり運動の先取りが行われていない運動は傍観者に「流れるような運動」という印象ではなく「動きがバラバラ」という印象を与えてしまいます。その理由は、運動では運動者は現在の自分が行っている動作の次の動作を予測しつつ運動を行わないとその動きは止まってしまうのです。

 

これを走り幅跳びを例にとって説明すると、「踏み切り」を修正しようとしているジャンパーが踏み切った時も踏切り方に集中しているとそのあとの動作、すなわち空中姿勢をとることはできなくなります。その理由は、流れるジャンプでは踏み切りの時は空中姿勢を頭に入れて踏み切らなければならないからです。

 

つまり、「助走」→「踏み切り」→「空中姿勢」→「着地」という流れで遂行されるロングジャンプ競技では、「助走」の時は「踏み切り」を、「踏み切り」の時は「空中姿勢」を、「空中姿勢」の時は「着地」をそれぞれ先読みしながら運動しないと流れるようなジャンプはできないということです。そして熟練して素晴らしいパフォーマンスが行えるようになると、「助走をスタートさせたら次は着地」というように最初と終わりだけを意識すればあとの中身は無意意識でできるとい「運動のパッケージ化」が起こります。

しかし、運動に不具合が生じてきた場合の運動の修正では、このパッケージ化された運動の中から不具合をきたしている部分を抜き出して意識下に戻して矯正した後に再び無意識に下に戻してパッケージ化するというう作業を行う必要があります。そしてこの取り出して矯正したはずのパーツが前後の動きと上手くかみ合わないとその部分の動きは悪くなくとも動きはバラバラ、場合によってはイップスとなってしまいます。

 

イップスは心の問題というようなことがあちらこちらで言われていますが、意外とそんなおおけさなことではなくもっと単純なことで起こっている場合が多いものです。「動きのパーツがその前後の動きとかみ合わない」とか「見た目のから行うべきとしている動きが体の行いたい動きとかみ合わない」といいうようなことが原因で起こっているんです。

 

つづく

最後まで読んでいただきありがとうござます! コンバインドプレーンゴルフスクール用賀校・荻窪湖・本厚木校・八王子みなみ野校・セントラルスポーツ用賀校・Aqua sport & spa golf school・コンバインドプレーン理論インターネットゴルフスクール・コンバインドプレーン理論インストラクター養成スクールを主宰する安藤秀でした。

 

ゴルフスイングという運動の学習と指導67

 

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